ワゴンRと言えば、ハイトワゴンの元祖として中古車市場でも人気が高く、また、歴史が古いのでタマ数が多く激安中古車も多く出回っています。
ワゴンRの一番の特徴は、あえて言うなら『特徴がないこと』が特徴です。
燃費、走り、広さ、スタイル、使い勝手など、すべてのバランスが良く、あらゆるニーズに応えられる車です。
それだけに、車好きから見れば面白みのない車というイメージもありますが、どこを取っても合格点という車なので、買って後悔することはまずありません。
ライバルのムーヴが、モデルチェンジのたびにスタイルや装備内容を大きく変えるのに対し、ワゴンRはあくまで正常進化というモデルチェンジを繰り返していますので、どの年式の車を買っても同じような満足度が得られるという点も、中古車市場で人気の秘密でしょう。
現在の規格になってから3回モデルチェンジしていますが、下の写真を見てもわかるように、車の持つ雰囲気はほとんど変わっておらず、長く乗っても飽きないし、年式の古い車を買ってもあまり古さを感じません。
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規格変更後 初代ワゴンR |
→ | 規格変更後 二代目ワゴンR |
→ | 規格変更後 三代目ワゴンR |
→ | 規格変更後 四代目ワゴンR |
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どの車を買ったらいいのかわからないけど、とりあえず軽自動車が欲しいという場合は、ワゴンRは無難な選択と言えます。
シートアレンジも、助手席座面の下に取り出し可能なバケツがあること以外はごくオーソドックスなもので、どの年式でも大きな違いはありません。
ただし、規格変更後二代目から、それまでのRRに代わって横長ヘッドランプが特徴のスティングレーが登場していて、そこはスタイル面の大きな転換期となっています。
また、規格変更後四代目からは、専用バッテリーを持つエネチャージが搭載され、燃費が大幅に向上しています。
さらに、四代目の後期モデルからは、モーターアシストが付いたハイブリッドシステムのSエネチャージが搭載されていますが、エネチャージとの燃費の差はそれほどなく、無理にSエネチャージモデルを選ぶ必要はありません。
エネチャージとSエネチャージで大きく違うのは、アイドリングストップからのエンジン始動が静かかどうかという点ですので、そこが気にならないなら前期型を安く買うほうが賢いでしょう。
四代目ワゴンRでもっとも気を付けるべきなのは、自動ブレーキ搭載の有無です。
フルモデルチェンジ直後は自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の設定はなく、途中から搭載されるようになったので、自動ブレーキの有無はきちんと確認しておきましょう。
ワゴンRの激安中古車、格安中古車はとても探しやすい状況です。
年式の古い中古車もたくさん出回っているので、希望の条件の車が比較的簡単に見つかるでしょう。
このページをブックマークし、下のリンクから在庫状況を定期的にチェックして、気になる車があったら、売れてしまう前に問い合わせと見積もり依頼をしておきましょう。
なお、スズキワゴンRの最新情報や詳細データなどは、こちらから確認できます。
ワゴンRの新車情報
(参考)歴代ワゴンRの詳細記事
SUZUKI ワゴンR RR(規格変更後初代)
SUZUKI ワゴンR RR-DI(規格変更後二代目)
SUZUKI ワゴンR(規格変更後三代目)
SUZUKI ワゴンRスティングレー(規格変更後三代目)
SUZUKI ワゴンR(MH34S)(規格変更後四代目)
SUZUKI ワゴンRスティングレー(MH34S)(規格変更後四代目)