2018年2月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2018年2月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
今回のランキングの注目は、なんといってもスペーシア。
前回の5位から3位へジャンプアップ!
フルモデルチェンジ後、なかなか思うように順位が上がっていませんでしたが、ついに念願のトップ3入りを果たしました。
2位のデイズにも700台弱の差まで追い上げているので、もしかすると今後2位まで浮上する可能性もあります。
ただ、それでもまだ1位のN-BOXとは8000台以上の開きがあり、残念ながら1位の座を奪うにはほど遠い状況。
スズキの新型車はこのようにじわじわと順位を上げていくパターンが多いので、今後もこのあたりの順位をキープするのではないかと思われますが、ワゴンRも3位まで浮上したあと6位に安定しているため、ここからの動きに注目といったところ。
そして、4位のムーヴや5位のタントとも数百台の差しかありませんので、2位から5位までの順位は今後も混戦が予想されます。
今回は3位から5位までが動いただけで、1~2位と6位以下は、まったく変動なし。
ただ、10位のハスラーが11位のeKとわずか1000台弱の差まで縮まり、そのすぐ下にはキャストも追い上げてきています。
ハスラーも発売からずいぶん時間が経っていますので、そろそろ何か対策を打たないとトップ10から脱落してしまう可能性も出てきました。
年度末は軽自動車の最需要期ですので、全体的に販売台数は伸びていて、前月より減ったのは上位15車種の中でデイズとウェイクのみ。
そして15位のジムニーは、前年同月比で4割以上も販売台数が増加。
これは、今年中にもフルモデルチェンジと噂され、新型のデザインもほぼ判明しているため、現行型のほうが好みという人が買っているのか、もしくは在庫処分でお買い得になっているのかといったところでしょう。
5位のタントもモデル末期としてはかなり売れている状況ですが、次期型はEV走行が可能なハイブリッドになるとの噂もあり、そうなればN-BOX、スペーシア、タントのトップ3争いが熾烈になりそうですね。
2018年も、ジムニーやタントなど注目車種のモデルチェンジが続きますので、軽自動車のランキングから目が離せませんね。