2018年3月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2018年3月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
今回のランキングの注目点は2つ。
モデルチェンジ前はトップ5にも入れないような状態だったスペーシアが、モデルチェンジ後じわじわと順位を上げ、ついに2位に浮上しています。
1位はやっぱりN-BOXで、27000台に迫る驚異の販売台数。
2位のスペーシアとは8000台以上の差があるので、ここの順位が入れ替わることは当分なさそうです。
3月は軽自動車の最需要期となるため、トップ10のすべての車種で2月よりも大幅な販売増となっていますが、そんな中でトップ10からついに脱落してしまった車が1つ。
それが、ハスラーです。
デビュー以来高い人気を保ってきたハスラーですが、さすがに台数が増えすぎて新鮮味がなくなってきましたし、同じデザインテイストの普通車「クロスビー」を発売したことで、ハスラーの存在が微妙になってきたというのもあるでしょう。
スペーシアのモデルチェンジが大成功する一方で、あれだけ人気を博したハスラーがトップ10圏外へという、スズキの良い面と悪い面が両方際立ったランキングとなっています。
なお、ハスラーと入れ替わりでトップ10入りしたのは、三菱のeK。
eKスペース、eKワゴン、eKカスタムのすべてを合わせた数字なので有利とはいえ、前月比150%以上を達成しているのは注目すべき点です。
ハスラーに対抗するSUVモデルがeKシリーズに加わるという噂もあり、そうなればさらに順位を上げていく可能性もあります。
あとはモデル末期のタントのフルモデルチェンジがいつになるかですが、モーター走行が可能なハイブリッドシステムを搭載するという噂があり、新型の登場は来年にずれ込むという話も。
そうなると今年前半はあまり大きなモデルチェンジや新型車の登場はなさそうなので、ランキングも大きな変動はないかもしれませんね。