2018年1月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2018年1月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
2018年最初の月は大変動が予想されていたのですが、意外にも2位から5位までが入れ替わっただけで、残りはまったく変動なしでした。
1位のN-BOXは、販売台数が19000台超えで言うまでもなくダントツの1位。
しかし、前回の3位から2位に浮上したデイズが前月比160%近くと大きな伸びを見せ、その差は4500台ほどに一気に縮まっています。
N-BOXも前月より伸びているものの、2位以下の伸びと比べるとやや頭打ち感があり、今後この差がどうなっていくのか注目されます。
3位にはタントが5位から急浮上。
こちらも前月比140%近くと大きな伸びを見せています。
4位のムーヴは、前月より販売台数を伸ばしているものの、順位は前回の2位から4位へ。
そして問題はスペーシア。
12月にフルモデルチェンジしN-BOXに真っ向勝負を挑んだものの、なんと前回よりも順位を落とし5位という結果に。
スズキは人気車種を2台とも2017年にフルモデルチェンジし、本来ならTOP3に2台が入っていてもおかしくないはずなのですが、実際の順位は5位と6位。
これからまだ徐々に上がっていく可能性はあるものの、今年はタントのフルモデルチェンジが噂されていて、このままではN-BOXとタントに完全に置いていかれることになりそうです。
普通車でも新型車を次々に発売し、かなり頑張っている印象のあるスズキなのですが、なぜか販売台数では大きな伸びを見せることができていません。
私は一番の原因はCMにあると思うんですけどね、スズキはCMがちょっと真面目すぎます。
いや、真面目でもいいと思うんですが、車の魅力が伝わってこない気がするんです。
車を見てみればものすごくこだわっているのがわかるんですが、それがCMでまったく伝わらない・・・
ホンダやダイハツは、もちろん車の良さもありますが、やっぱりCMがうまいです。
軽自動車は年度末に向けて最需要期を迎えますので、これから順位の変動も大きくなるかもしれませんね。
2月のランキングも要注目です。