カーチェック
(2012/9〜)
取材日:2012/9/7

SUZUKI ワゴンR(MH34S)

(MAZDA フレア)

FXリミテッド[外観 外装パーツ インパネ周り 収納 シート周り 荷室&試乗レポ]

スティングレーX[外観 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室ほか]

 スズキを代表する知名度と完成度を誇る「ワゴンR」が、フルモデルチェンジしました。
 今回は、今までよりもライフサイクルを縮めて、4年目でのフルモデルチェンジです。
 なぜライフサイクルを縮めてまでモデルチェンジを急いだのか、その目的は車を見ればはっきりしています。
 そのへんの解説も含めて、新型ワゴンRについて細かく紹介していきます。

 なお、今回も従来とは違うページレイアウトとし、写真を大きく、文章は短めにしてお届けしています。
 また、内容については取材日時点のものであり、装備内容などはグレードによって異なりますので、あらかじめご了承願います。

フロント

 まず最初に断っておきますが、これは新型の写真です。間違って旧型の写真を載せているわけではありません(笑)
 おそらく旧型と見分けがつかないという方もいるのではないかと思いますが、それほどまでにデザインはほとんど変わっていません。
 右後ろに白いワゴンRが見えていますが、こちらが旧型です。
 と、比較してみても、バンパーの形が多少違うくらいで、ほとんど同じ車に見えますね。
 でも、マイナーチェンジではなくフルモデルチェンジです。
 新型と旧型を一番簡単に見分ける方法は、ヘッドライトの内側がまっすぐ下に伸びていれば旧型、途中で外側に折れていれば新型というのが一番わかりやすいでしょう。

斜めから

 ボディのサイズや形状もほぼ旧型と同じですが、全高は20mmほど低くなっています。
 写真の車は、「FXリミテッド」という上級グレードで、標準でフルエアロが装備されているので、なかなかかっこいいですね。
 ちなみに、約110万円からの「FX」というベースグレードはエアロパーツは装備されませんが、フロントグリルは同じようにメッキタイプなので上級感はあります。

サイド

 旧型との違いが一番わかるのは、サイドビューでしょう。
 旧型は、ルーフやショルダーラインが前下がりなのが特徴でしたが、新型は水平基調のデザインになり、ホイールベースも25mm長くなっています。
 これによって、居住空間が拡大し、後部ドアの大型化による乗降性の向上なども図られています。
 ただし、最小回転半径は全車4.4mとなってしまいました。

後ろ斜め

 リヤ周りも、ほとんど旧型のイメージそのままです。
 バックドアの下部に膨らみがあるのと、バックドアハンドルの形状が違うくらいでしょうか。
 ボディカラーは、グレードにより6色ずつ設定されていますが、淡いピンクとブルーの新色のほかは、モノトーン系の大人しい色が多くなっています。

リヤ

 リヤビューもほとんど変わってないように見えますが、リヤコンビランプの位置が少し高くなり、全体的に少し立体感を出したデザインになったので、なんとなく旧型とは印象が違うかなといった感じはあります。
 なお、ディーラーオプションで用意されているバックカメラは、MRワゴンと同じようにバックドアハンドルにきれいに収まるようになっています。

 次は、エクステリアのパーツを細かく見ていきましょう。


   

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