DAIHATSU コペン
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レザーパック付きの試乗車があったので、ページを追加して紹介します。 レザーパックは、本革シートと本革ステアリングのセットオプションです。 15万円という価格は少々手が出にくいですが、ご覧のとおりゴージャス感はバッチリで、それだけのお金を出す価値は十分にあります。 特にオープンカーはインテリアを直視される機会が多いだけに、これはやはりつけたいですね。 革であることを主張するように真っ赤なカラーを採用しているところもこの車なら許せます。 しかし、アイボリーなどの落ち付いたカラーも選べるとさらに選択の幅が広がってうれしいですね。 数年後には台数限定のインテリアカラーなども登場してくるかもしれません。
革の質感は見てのとおり安っぽさはなく、柔らかすぎず硬すぎずという感じです。 あまりツヤツヤとした感じではないのですが、使っていくうちにだんだんツヤが出てきて独特の風合いになりそうです。 少々滑りやすい感じはありますが、シート形状がかなりホールド重視になっているので、体がずれて運転の支障になるということはないと思います。 よく見ると、座面とシートバックの一部にはパンチング加工がしてあります。 小さな穴を開けて通気性をよくすることで、夏場の清涼感アップや蒸れ防止が期待できます。 また、シートヒーターの効きにも多少影響するのではないでしょうか。 なかなか細かい配慮がされています。
本革シートに装備されるシートヒーターのスイッチがこれ。 オンにするとランプが点灯します。 この車、センターコンソール部のスイッチ類にまで照明がついているので、夜間はランプに囲まれたようになってなかなか雰囲気が良さそうです。 一応シートヒーターの効果も試してみたのですが、照りつける太陽によってすでにシートが熱くなっていたので、効果を実感することができませんでした。 聞くところによれば、効きも早くてなかなか快適なようですね。 ちゃんと座面とシートバックの両方に内蔵されてますよ。 ああ、なんて贅沢な・・・。
レザーパックには、あの有名なMOMO社製の本革ステアリングもつきます。 デザイン、質感ともいいですね。 ステアリングホイール(ハンドルのことです)は、運転中ずっと握っている部分なので、この感触が車全体の質感に大きく影響します。 やはり、革巻きの太めのグリップだと高級感というか、しっかり感を感じますね。 最近はエアバッグが内蔵されていてステアリング交換も難しくなりましたから、こだわりたい人は最初からつけておいたほうが良いかも。
ドアトリムも、シートに合わせて赤が入ります。 赤い部分は一応革製のようですが、クッションがなくピタッとしているので、やわらかさやしなやかさはありません。 しかし、運転席に座ってなんとなく室内を見まわしたときの雰囲気は、黒一色のノーマルのインテリアとは明らかに違います。 特別な車に乗っているという気がしますね。 革シートはほこりなどが表面についても拭いてあげればすぐにきれいになるメリットがありますし、何より見た時のゴージャス感が違います。 とにかくいつもオープンにして走りたいという人には、レザーパックはお勧めではないかと思います。
まだまだ、室内をくまなくチェック。
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