DAIHATSU　コペン

[外観デザイン　外装パーツ１　２　３（クローズ時）　インテリア１　２　レザーインテリア]
[室内装備　メカニズム　荷室＆ルーフ　ルーフ開閉　試乗レポ]

　前方視界はこんな感じですよ。
　ワイパーがちょっと邪魔なのが気になりますねえ。
　ボンネットはほとんど見えないですが、端のほうのエッジの効いた部分が少し見えるので、車幅感覚はある程度つかめます。
　ただし、ボンネットの先端はまったく見当がつかないので、慣れるまでは外に出て確認したほうが良さそうです。
　フロントバンパーが非常に低いので、駐車場のタイヤ止めやブロックの高さが高いと擦る可能性もありますので、慎重に運転しましょう。

　ダイヤル式のエアコンスイッチは、シルバーのリングで縁取りをすることで質感をアップさせています。
　ダイヤル式は操作性も良いのでうれしいですが、オートエアコンの設定はないみたいで、ちょっと残念です。
　注目は、灰皿です。
　軽では安っぽい引出し式が当たり前なのですが、コペンはなんとプッシュオープン式。
　しかも、タッチも良く、カチッと押すとゆっくり出てくるので高級感抜群です。
　オープンカーのインテリアは、こういうところにまで凝ってほしいのです。
　う〜ん、さすが！

　室内の収納にも様々な配慮が見られます。
　それなりの容量を確保したグローブボックスの他に、このセンターコンソールポケットもなかなか使えます。
　キー付きでオープン状態でのセキュリティに配慮しているほか、ふたにはチケットホルダーも装備しています。
　また、カップホルダーは常時１人分を用意し、２人乗車時にはこのコンソールボックス内にもう１つ置けるようになっているのです。
　また、この中にはトランクリッドオープナーとフューエルリッドオープナーも装備していて、鍵をかけておけば勝手にトランクなどを開けられることもありません。
　ちなみにボンネットのオープナーはグローブボックス（キー付き）の中にありますので、慌てて探さないように。

　その他にも、ビニールがかかっていてわかりにくいですが、地図などが入るシートバックポケットが装備されているのに加え、バックパネルポケットというメッシュポケット（写真ではカタログを入れているところ）も装備されていて、ちょっとした小物も散らかさずに整理しておくことができます。
　狭い室内にしてはがんばっていますよね。

　ドアトリムのデザインは布の部分が多く質感も高いです。
　アシストグリップの位置が少し低いですが、シルバーのアクセントが効いてますね。
　ただ、室内幅を確保するために凹凸を極力無くしているため、ドアアームレストはありません。
　ですから、特に助手席の人は体を安定させるのにちょっと苦労します。
　アシストグリップは低く遠いし、センターアームレストは二人で使うにはちょっと狭いですし。
　ま、シート自体がしっかり支えてくれるので、大丈夫なのかな？
　ちなみに、レザーパックをつけた場合は、赤い本革シートに合わせてドアトリム（布部分）も赤になります。

　次のページに、そのレザーパックのインテリアを追加しました。