DAIHATSU コペン
[外観デザイン 外装パーツ1 2 3(クローズ時) インテリア1 2 レザーインテリア] [室内装備 メカニズム 荷室&ルーフ ルーフ開閉 試乗レポ]
いいですねえ、気持ち良さそうですねえ。 私は今までにフルオープンの車とタルガトップ(ルーフの一部が残るもの)の車に乗り継いできましたが、やはりフルオープンの爽快さは格別です。 シートのヘッドレストから窓枠までの距離がけっこうあるのがわかりますか? オープンカーは、この距離が重要なんです。 この距離が短いと、視覚的にはサンルーフとあまり変わらない感じになってしまうのですが、この車は前を見ていても窓枠の外の景色がしっかりと視界に入ってくるのです。 これで気持ち良くないはずがありません。 特に、シーサイドや渓谷など大自然をバックにしてのドライブは、言葉では言い表せない感慨があります。 オープンカーは、自然の景色や音などがダイレクトに飛び込んでくるので、自然というものに非常に敏感になります。 環境問題が深刻になっている今、オープンカーは楽しさだけでなく環境を考えるきっかけとしてもとても意味があると思うのです。
ボンネットフードはアルミ製で、とても軽いです。 アルミは放熱性も良く、車両重量の軽減にも役立ちます。 パワーバルジ(中央の盛り上がり)がこの車がただものではないことを主張しています。 ワイパー付近に3つ穴が開いていますが、ここはエアコンの外気導入口になっているようです。 こんなところまでおしゃれですね。 ウィンドウからボンネットへも非常に滑らかにつながっていて、細部まで本当にきっちり造ってあります。 ただ、ワイパーだけがどうも安っぽいというか、工夫がないですね。 室内から見た時も、かなり視界を妨げます。
何と言っても驚くのはこのセンター2本出しマフラーですね。 直径も大きく、マフラーカッターもいい感じに決まってます。 エンジンからずっと2本に分かれているフルデュアルマフラーではなく、出口の少し手前で枝分かれしているようです。 バンパーはマフラーの下部までしっかり覆ってしまうほど低く、純正でここまで低いバンパーというのは非常に珍しいです。 このバンパーが、このマフラーをより強調していて、とにかくかっこいいのです。 オープンカーはマフラーの音が良く聞えますから、音質次第でドライビングの楽しみが大きく違ってきます。 乾いた感じの軽いサウンドを期待していましたが、実際には低音の重厚なサウンドで、軽の排気音とは思えない音質です。これはこれで良いですね。
リアタイヤの前に何気なくついているのは、オプションのサイドエアロスパッツというものです。 リアタイヤ付近で風の流れが乱れるのを防ぐのが本来の目的ですけど、はっきり言えば飾りです。 3万6千円もするわりには、あまり目立たないです。 お金に余裕のある人はどうぞというところでしょう。 モーターショー出品車ではここに「Copen」のエンブレムがついていましたが、市販モデルでは無くなってしまいました。(かっこよかったのに・・・) 代わりに、9月に追加されるスポーツパック装着車は、ここに「Copen-S」のデカール(シール)がつきます。
リアのエンブレムはモーターショーのときのままです。 この書体がかっこいいですね。 書きなぐったような感じで斜めにつけちゃって・・・ちょっと気取りすぎと言いたくなるほどですけど、これが似合ってます。 ダイハツのマークもなんとなく他車よりかっこよく見える気がするのは私だけでしょうか。
まだまだ、こだわりの外装パーツを見てみます。
|