DAIHATSU コペン
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ヘッドライトがまた凝ってます。 ここに内蔵されるランプは3つ。 写真中左下の独立したポジションランプ(スモールランプ)、上のマルチリフレクター式のハイビーム、そして右下のプロジェクター式のロービーム。 レンズ内の造形も凝っていて、今までの軽とはまったく違う質感をもっていて、高級感さえ漂っています。。 正面に立ったときに、非常に近未来的な印象を受けます。 ちなみに、ロービームはGパックをオプションでつけるとディスチャージヘッドランプ(強烈に明るいランプ)になります。
ウィンカーとフォグランプを一つの丸の中に収め、上下に分けたアイデアもなかなかです。 上のウィンカーがマルチリフレクター式、下のフォグランプは縦模様のレンズカットが入っています。 この半円形のフォグランプは、夜でもすぐにコペンだとわかりますね。 それにしても、ほんとにキレイです。
テールランプが、すごいんです。 ヘッドライトと同じイメージとしながら、なんと間接照明を採用しているのです。 写真ではわかりにくいと思いますが、中央に筒状のものがあるのがわかりますか?これは駐車時に他車のヘッドライトを反射して自車の存在を知らせるリフレクターですが、その裏側(つまり、筒の奥の方で外からは見えないところ)にストップランプがついているんです。 そしてその光を奥の反射板に反射させて後続車に知らせるというわけです。 ちょっとわかりにくと思いますけど、とにかく、外からはランプが直接見えず、反射した光だけが見えるという仕組みになっています。 ですから、全体が星をちりばめたようにキラキラと光る感じ(写真右上が点灯状態)で、なんとも幻想的な雰囲気なのです。 これは後続のドライバーの視線を釘付けにするでしょう。
フロントとまったく同じイメージでつくられたリアのウィンカー&バックランプ。 なんとレンズカットまで同じじゃないですか。 この統一感へのこだわりには、ほんとに感心します。 リアのパーツというのは、後続車からずーっと見られるので、ちょっとしたパーツでも手を抜くとそこだけが目立って、車全体の質感を落としてしまうこともあるのです。 リアビューは、見られるものではなくて、見せつけるもの!という考え、伝わってますね。
車のパーツの中で意外と邪魔なのがこのアンテナ。 各社のデザイナーもいろいろと苦労しているようですが、コペンはあえて「見せる」作戦に出ましたね。 長く、細く、斜めに伸びたアンテナは丸々としたボディにほどよいアクセントとなっています。 なんでも、空気抵抗や視界確保まで考えたデザインなのだとか。 なかなかやりますねえ。 でも、脱着式なので、洗車機に入れるときなどはいちいち外す必要があります。 まあ、この車を洗車機に入れる人はあまりいないとは思いますけど。
もっといろんなアングルを見てみましょう。
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