SUZUKI スペーシア（MK32S）
（MAZDA フレアワゴン）
Ｘ［外観 外装パーツ インパネ周り 収納 シート周り 荷室＆試乗レポ]
フロントシートは、ベンチシートになっています。
サイズは大きめで、立体感のある形状になっているため、座り心地は良いです。
サイドサポート部もワゴンＲよりも硬めで、シートの座り心地はワゴンＲよりも良いように感じました。
センターアームレストは、長さはあまりないですが、高さはちょうどよいです。
Ｘ以上のグレードは収納ボックス付きになります。
写真右上のように、収納容量もかなりあります。
リヤシートは、軽のリヤシートとしてはかなり立体感があります。
ワゴンＲと比較すると、こちらのほうがかなり座り心地が良いので、後席に人を乗せることが多い人にはスペーシアのほうがおすすめです。
広さに関しては、確かにパレットよりは広くなっていますが、やっとタントと同じレベルになったかなという印象です。
もちろん、最上レベルの広さではあるのですが、タントやＮボックスを見た後だと、感動はないですね。
もうこれが軽では限界でしょう。
室内幅も１３２０ｍｍで、タントやＮボックスより狭いので、この車のメリットは単純な広さではなく、タント並みの広さでムーヴ並みの燃費という点になるでしょう。
リヤシートは、左右独立で１７０ｍｍスライドします。
写真は、目いっぱいスライドさせた状態です。
これも、２６０ｍｍの独立スライドができるタントと比べると、それほどインパクトはないです。
フロントドアトリムは、厚みのあるデザインで、ドアアームレストの幅が非常に広いのが特徴です。
特に、肘が当たる部分はかなりの広さがあります。
面積は狭いながら布も張ってありますし、質感はまずまずといったところ。
フロントドアトリムでおもしろいのは、このミドルポケットです。
ドアアームレストと通常のドアポケットの中間に、もうひとつ小さなポケットが用意されています。
ここは、携帯電話やパーキングチケットなど、すぐに取り出したいものを一時的に置いておくのにとても便利です。
直射日光も当たりにくく、デッドスペースをうまく活用した収納ですね。
リヤドアトリムは、スライドドアのため平坦ですが、ちゃんと布が張ってあります。
ドリンクホルダーも用意されていますが、ちょっと位置が遠いので使いにくいかもしれません。
リヤドアトリムで注目なのは、このロールサンシェードです。
リアドアトリム内にロールサンシェードが組み込まれていて、これを引っ張り出して上のフックにかけることで、サンシェードとして使うことができるのです。
これは一部の高級車やミニバンではすでに採用されていますが、軽ではもちろん初の装備。
ロールサンシェード使用時は、このようになります。
暑い日差しを和らげてくれるだけでなく、外からの視線も遮ることができます。
不要なときはドアトリム内に巻き取られるので、邪魔になることもなく、とても便利です。
リヤシートの脇にはスピーカーのスペースがありますが、標準ではフロント２スピーカーとなっているので、リヤにはスピーカーは装備されていません。
ここは、左側は肘掛けとして、右側は収納ポケットとして使えるようになっています。
最後は、荷室などを中心に紹介します。
