SUZUKI スペーシア（MK32S）
（MAZDA フレアワゴン）
Ｘ［外観 外装パーツ インパネ周り 収納 シート周り 荷室＆試乗レポ]
この車は、収納にかなり工夫が見られます。
もっともおもしろいのがこのインパネトレーです。
なんと、インパネトレー全体がティシュボックス代わりになってしまうのです。
グローブボックス内にティッシュボックス用のスペースがあり、そこにティッシュボックスを入れておくと、インパネトレーから直接ティッシュを取り出すことができるようになっています。
もちろん、使わないときは写真左下のようにフタを閉めて普通のトレーとして使えます。
これなら、外部からティッシュボックスが見えず、使いたいときにはすぐに使えます。
なかなかのアイデアですね。
トレーの上には、比較的大きな収納があります。
パレットのように保冷付きではなくなってしまいましたが、容量が大きくなったので使い勝手は良さそうです。
グローブボックスは大容量です。
ティッシュボックスは、この上に別にスペースが確保されているので、この大容量を収納としてしっかり使うことができるのがうれしいですね。
さらに、インパネ中央の足元にも収納ボックスがあります。
ワゴンＲと違い、開閉式のボックスとなっています。
天井が高いため、このような大きなオーバーヘッドコンソールも装備できます。
ここには、ティッシュボックスがそのまま入ります。
オーバーヘッドコンソールを開けた状態。
インパネのティッシュを前席用にし、こちらのティッシュを後席用にするなど、便利に使えそうです。
軽で２か所もティッシュボックスの収納スペースが用意されているのは珍しいですね。
スズキの軽ではお馴染みとなっている、助手席シートアンダーボックス。
助手席の座面を持ち上げるとこのようになっています。
取っ手がついているので、そのまま持ち出すこともできますし、この状態からシートバックを前倒しにすれば後席から脚を投げ出すこともできます。
シートアンダーボックスの下には、リチウムイオンバッテリーがあります。
これは、ワゴンＲから採用されている技術であるエネチャージのためのバッテリーです。
減速時にこれに充電し、アイドリングストップ時の電装品の電力などとして使うことで、エンジンの発電の負担を減らし、燃費を良くするというものです。
徹底した軽量化とエネチャージを中心とした技術によって、スペース系ワゴンとしては驚異的な燃費を達成することができているわけですね。
次は、シート周りを中心に見ていきます。
