カーチェック
(2013/2〜)
取材日:2013/3/21

SUZUKI スペーシア(MK32S)

(MAZDA フレアワゴン)

X[外観 外装パーツ インパネ周り 収納 シート周り 荷室&試乗レポ]

カスタムXS[外観 インパネ周り 収納&シート周り]

インパネ

 インパネは、ずいぶん印象が変わりました。
 質感が高くボリュームのあるデザインだったパレットと比べて、スペーシアのインパネは優しくて圧迫感を抑えた感じになっています。
 助手席側にトレーやむき出しのカップホルダーを備えたデザインは、Nボックスに似た雰囲気です。
 このデザインのおかげで、前方の広々感が増し、明るい印象になりました。
 わかりやすく言えば、タントやNボックスに近づいた感じです。
 オーディオは標準では付きませんが、オプションでスマートフォン連携ナビゲーションが用意されています。
 6.2インチと画面がやや小さいのが残念ですが、スマホ感覚でタッチ操作ができるほか、無線で携帯プレーヤーの音楽を楽しむことができるなど、高機能なナビとなっています。
 バックモニターはもちろん、携帯のハンズフリー通話もできるオーディオスイッチまでも装備されて7万円強という価格は、お買い得といえるでしょう。

自発光式メーター

 メーターは自発光式。
 ワゴンRと同じ技術を使った車であるため、メーターも基本的に共通ですが、シルバーリングがないなど多少の違いはあります。
 エコドライブアシスト照明(ガソリンを節約できているときはイルミネーションがブルーからグリーンに変わる機能)や、エネチャージ(減速時の充電を知らせるランプ)、燃費やアイドリングストップの時間などを表示するマルチインフォメーションディスプレイなど、機能的にはワゴンRと同じです。
 メーターの状態を意識して運転するようにすれば、より低燃費で運転することができます。
 運転を終えると、毎回、エコスコアというものが表示され、今回の運転でどのくらい燃費を節約できたかということを知ることができるのもワゴンRと同じ。

インパネシフト&オートエアコン

 エアコンとシフト周りはワゴンRと共通で、全車フルオートエアコンが標準装備となります。
 そしてもちろん、エコクールも全車に装備されます。
 エコクールとは、空調ユニット内に蓄冷材を内蔵することで、アイドリングストップ中でも冷たい風が出るようにする機能。
 アイドリングストップを備える軽自動車は増えてきましたが、実はエンジンストップ中はバッテリー負荷を抑えるためにエアコンが送風に切り替わるのが一般的で、停車中に室内の温度が上昇してしまうことがあったのです。
 しかし、この車なら停車中でも冷たい風が出てくるので涼しく過ごせます。
 エコクールの効果は約1分間続くということなので、通常の信号待ち程度ならエアコンのためにエンジンが再始動することもあまりないでしょう。

キーレススタートボタン

 キーフリーシステムは全車標準装備。
 エンジンスタートは、このスイッチで行います。
 しかし、このスイッチがハンドルに隠れて見えにくいのが残念。
 毎回使うものなので、Nボックスのように見やすい位置にしてほしいですね。
 その下のアイドリングストップのキャンセルスイッチがワゴンRより見えやすい位置になったのは良いと思いますが、全体的にスイッチ類の配置をもう少し考えてほしいなという気がします。
 チルトステアリングとシートリフターは、X以上のグレードに標準装備です。
 ステアリングコラムの下には、比較的大きめのトレイがあります。

助手席の居心地

 助手席の居心地は、広さや明るさといった点は良いのですが、脚周りの狭さが気になります。
 インパネのボリュームを抑えた結果、見た目の広さは増しましたが、脚周りが窮屈になった印象で、床の傾斜もしっくりきませんでした。
 快適性という点ではワゴンRの助手席のほうが良いように感じました。

インパネの包まれ感

 逆にワゴンRよりも良いと思ったのは、心地よい包まれ感です。
 ドアトリムに厚みがあり、この写真のようにインパネとドアトリムが滑らかにつながっているので、包まれ感や安心感があります。
 素材の質感も悪くなく、視覚的な心地よさではスペース系ワゴンの中でトップレベルだと思います。

 次は、収納を中心に見ていきます。


     

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