DAIHATSU ムーヴ X
[(カスタム)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室 試乗レポ]
[(ムーヴ)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り 試乗レポ]
写真が暗くてすみません。 インパネのデザイン自体はカスタムシリーズと同じですが、ムーヴシリーズにはツートンカラーが採用されています。 なめらかなラウンドフォルムがより強調されて、さらに上質感が味わえます。 ルームランプ、マップランプ、リアパーソナルランプといった照明類やパワーウィンドウスイッチのイルミネーションなどは、廉価グレードを買ってもちゃんとついてますから、どのグレードを買っても高級感が味わえます。 ただし、カップホルダーのイルミネーションだけはカスタムシリーズの一部グレードのみに限られます。 オーディオは、CD/カセット+4スピーカーとなりますが、FMラジオを聞いた限りではあまり音がよくありませんでした。 それにしても、本当にガラスが大きくて開放感がありますね。
エアコンのスイッチはダイヤル式を採用します。 RSなどのオートエアコンに比べると質感はやや劣りますが、操作性は良いです。 エアコンの音も、軽にしてはけっこう抑えられているほうだと思います。 このセンターパネルの下部には脱着式のゴミ箱がついていて、とても便利です。 ただし、なぜかこのXグレードのみにしかつきません。
ドアトリムのデザインは全車共通ですが、ムーヴシリーズはこのようにツートンカラーになります。 ブラック一色のカスタムシリーズよりやや明るい印象になっていますし、ツートンカラーのインパネと合わせて上質な感じがして落ち着きますね。 カスタムのところでも触れましたが、この車の室内幅は軽でトップの1300mmという驚くべき数値を確保しています。 旧型の室内幅は1220mm(今の軽はほとんどこの数値)ですから、それに比べると8cmも拡大したことにります。 8cmというと、ちょうどこぶし一つ分くらいの差があることになります。 それでもドアトリムは立体感のあるデザインを実現しているし、55km/hの側面衝突にもちゃんと対応しているのですから、どんなマジックを使ったのでしょうか。
十分な大きさで広々感のあるベンチシートは、ブルーのカラーを採用して若干明るい印象を与えます。 カスタムのシートよりも若干ゆったりした感じがしたのですが、シートの造りに違いがあるのかどうかははっきりしません。 アームレストのサイズはカスタムシリーズと同じですが、収納ボックスはつきません。 250mmスライド可能なリアシートは、L以外の全車に共通の装備です。 外観もそうですが、インテリアに関しても、どのグレードを買ってもほとんど質感に変化が無いというのは本当にうれしいことだと思います。
この車のインテリアは、絶妙にフラッシュサーフェス化(段差が無くきれいに面がそろっている状態)されているのが特徴なのですが、実はこんな細かいところにまで気を使ってあるのです。 この写真は、フロントシートのシートバックに装備されている「格納式ショッピングフック」というもので、スーパーで買い物をしたときの袋などをつるすためのものですが、こんな細かいパーツまでちゃんとフラッシュサーフェス化してあるのです。 ここまで徹底しているからこそ、高級車にも匹敵する上質な空間が実現できているのですね。 なかなかのこだわりです。
最後のページでは、走りを中心に紹介します。
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