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DAIHATSU ムーヴ カスタム

[(カスタム)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室 試乗レポ]
[(ムーヴ)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り 試乗レポ]

インパネ まずは写真を見てください。
 これが軽のインパネに見えます?
 このグレードではタコメーターがないのでそれがちょっと軽らしく見えますが、その他はまさにカローラクラス以上の質感です。
 RS以上にはMOMO製本革ステアマチック付きステアリングが装備され、高い質感と思いどおりの走りを楽しむことができます。
 オートエアコンはボタン+ダイヤル式で使いやすさや質感もまさに高級車といった感じ。
 エアコンの噴出し口のルーバーのつまみにまでメッキを施して高級感を演出。
 4スピーカーのCD/MDオーディオもインパネの面にぴったり合うように専用設計。(ただし、FMラジオを聞いた限りではあまり音が良くなかった・・・)
 そして、なんとオーディオスペースにはオプションでマルチインフォメーションDVDナビシステムを埋め込むことも可能なのです。
 タッチパネル採用のワイド画面には、エアコンやオーディオの操作画面だけでなく、見通しの悪い交差点などで左右の状況を映し出すことも可能!(ブラインドコーナーモニター装着車の場合)。
 そしてさらに、軽初のカーテンシールドエアバッグを装備した6エアバッグまで設定しています。
 まさに、高級車なみのコクピットを実現できるのです。
 さすがにこれには驚きましたが、ここまでやると総額で200万円近くになってしまいますので、実際に装備できる人は少ないと思います。
 しかし、軽だからといって装備をあきらめる必要がなくなったというのは非常に大きな意味があると思います。

メーター メーターはオーソドックスなデザインですが、表示が大きくて視認性は良いです。
 しかし、タコメーターがターボモデルのみにしか装備されないというのはちょっとさびしいですね。
 とても軽とは思えないインパネの中で、メーターだけが「いかにも軽」という感じでちょっともったいないです。
 ターボモデルは黒い盤面に赤い指針で質感も高くスポーティなメーターになっています。
 トリップメーターがやっと液晶になりましたが、ここは単なるメーターではなく、車とのコミュニケーションを楽しむためのパネルでもあるのです。
 ドアを開けるとメーターパネルが一定時間発光し、液晶パネルに「HELLO HAPPY」という文字が流れて迎えてくれます。
 また、エンジンを切ったときには、「GOODBY SEE YOU」という文字が流れて別れを惜しんでくれます。
 最近は、こういった演出も多くなってきましたね。
 ちょっとしたことですが、オーナーにとってはうれしいですね。

シフトレバー シフトレバーも大きく改良された点の一つです。
 スペース効率に優れるコラムシフトはそのまま継承しながら、操作感を大幅にアップさせているのです。
 グリップの形状が逆手で持つ従来のものから順手で持てるガングリップタイプのものに変わったので、手を伸ばさずにしっかりと持つことができ、エンジンブレーキを頻繁に使う人でも確実に安心感のあるシフトチェンジができます。
 また、シフトレバー自体の動きも上下に動くのではなく、支点を中心に回転するような動きでしっかりとした重みもあるので、従来のコラムシフトによくある「動きすぎ」がなく、インパネシフトやフロアシフトに近い操作感が味わえます。
 オーディオやエアコンの操作の邪魔にならないというのもポイントが高いですね。
 質感の向上にも一役かっていますし、これはよく考えられていると思います。

豊富な収納 インパネは、デザインだけでなく収納に関しても非常に優秀です。
 グローブボックスは上下2段で十分な容量がありますし、エアコンの下には大きなフタ付きの収納ボックスも備えます。
 2人分のカップホルダーもちょうど良い位置にあります。
 写真では見えませんが、運転席の右下にも大きめの収納ボックスがあり、ここはDVDナビシステムの通信機能を利用するときには携帯電話をセットするスペースとなります。
 これだけでも十分なスペースですが、ベンチシートのセンターアームレストにもMDなどが大量に収納できるフタ付きの収納ボックスを装備していて、助手席の下にはシートアンダートレーもあります。
 恐れ入りました。これなら、収納に関して不満のある人はまずいないでしょう。

カップホルダー このカップホルダーがまた良くできているんです。
 体を動かさずにちょうど手が届くこの位置にカップホルダーがあるのはとても便利です。
 旧型の場合はドアについていましたから、飲み物が入ったまま勢いよくドアを閉めると中身がこぼれるとか、ドアをあけたときに飲み物に雨が入るといったリスクがありました。
 しかし、使いやすい位置はそのままにそれらのリスクを回避することに成功してるのです。
 収納時のデザインだって、インパネにキレイに収まっていてまったくインパネデザインの邪魔をしていません。(旧型ではいかにも「後付け」という感じでした」
 また、使うときもプッシュオープン式で質感が高く、ホルダーはいくつもの部品を複雑に組み合わせて設計されていて、非常によくできています。
 エアコンの風を当てて保冷・保温ができるのもうれしいですよね。
 後付けでもそういったカップホルダーは売っていますが、インパネデザインを邪魔したり、ルーバーに傷をつけてしまったりといった心配があるので、この埋め込みのカップホルダーが装備されたのは本当にうれしいです。

 次はシートなどを見ていきましょう。


     


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