DAIHATSU ムーヴ カスタム
[(カスタム)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室 試乗レポ]
[(ムーヴ)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り 試乗レポ]
ルームランプは、軽の中で最高の出来だと思います。 なぜかって、見てください、この完全にビルトインされた高級車なみのデザイン。 そして、ルームランプ+左右のマップランプという3つのランプを全車標準装備しているんですよ。 マップランプのスイッチすら見当たりませんね。 マップランプは、レンズ自体がスイッチになっているので、別にスイッチを設けずにスッキリとしたデザインを実現しているんです。 このレンズをカチッと押す感覚、まさに高級車って感じですよ。
マップランプだけで驚いていてはいけません。 なんと、後席用にもパーソナルランプ(マップランプと同じですね)を装備しているのです。 後席の人が何か探しものをするときなど、通常はルームランプをつけなければいけませんが、ルームランプをつけるとドライバーは外が見えにくくなりますし、ルームランプの場所によっては後席では暗くて良く見えません。 また、一人で使っていても後席の足元に何か落としてしまったときなどは、ルームランプでは非常に苦労します。 こういった悩みも、リアパーソナルランプが解決してくれるわけです。 操作はマップランプと同様にレンズを直接押すようになっていますし、レンズカットもキレイなので、本当に高級車のリアシートに座っているような感覚になりますよ。 アシストグリップも回転収納式を採用していて広い頭上空間を犠牲にしないよう配慮されています。 これも高級感を高めていますね。
まだまだ驚いてもらいましょう。 昼間なのでちょっとわかりにくいですが、パワーウィンドウのスイッチがオレンジに点灯しているのがわかりますか? エンジンをかけると、後席も含めた全ドアのスイッチが点灯するのです。 ここまでやっている車は、普通車でも本当に少ないですよ。 また、カップホルダーのマーク(一部グレードのみ)やドアミラーのスイッチまで、すべてのスイッチにイルミネーションを採用しています。 夜間運転しているときは、自分のまわりをイルミネーションが囲むようになるので、いかにも「コクピット」という感じで気分が盛り上がりますよ。 これは、後席に人を乗せないともったいないですね。 ちなみに、トヨタのアルファードの間接照明のような雰囲気が味わえるルームイルミネーション(スイッチ操作で8色に変化!)もオプション設定されています。(そこまでやる?)
ラゲッジルームは、思わず「狭い!」と思ってしまいましたが、それもそのはず。 この写真はシートを一番後ろに下げた状態(つまり荷室の最小時)のもので、シートを前までスライドさせれば写真左上のようにかなりのものが積めます。 荷物や人の数によってフレキシブルに対応できるというのはやはり便利ですね。 大きなスライド量に対応するため、荷室のフロアは2枚の板が重なったようになっていて、その1枚がシートにくっついてスライドする仕組みになっています。 かなり強度はありそうだったので大丈夫だとは思いますけど、その板をめくるとシートのスライドレールなんかが丸見えでした。 何キロくらいまで耐えきれるのかわかりませんが、一応気をつけたほうがいいかもしれません。 なお、手前の床下にはラゲッジアンダーボックスがあり、ちょっとした収納ができますが、仕切りが多くて使いにくそう。 仕切りが無いほうが自由に使えて便利だと思うのですが・・・。
もちろん、さらに大きな荷物を積むときにはリアシートのフォールダウンが可能です。 それも、1つの操作で簡単にフォールダウンできるワンモーション式です。 シートバックについたレバーを引いて前に押し出すだけで簡単にこの状態になります。 ヘッドレストを外す必要もありません。 しかも、床は完全にフラット。 いや、もう、本当に完璧です。 本当にどんなニーズにも応えられる車ですね。
次は走りなどについても触れます。
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