DAIHATSU　ムーヴ　Ｘ

[（カスタム）外観デザイン　外装パーツ　インパネ周り　シート周り　荷室　試乗レポ]
[（ムーヴ）外観デザイン　外装パーツ　インパネ周り　試乗レポ]

　大きなヘッドライトはマルチリフレクターでとてもキレイです。
　スモールランプは一番端についているので、夜間はかなり幅広の車に見えるはずです。
　ウィンカーはクリアタイプで、ライトとつながって見えるようにデザインされています。
　また、ヘッドライトとウィンカーの間に設けたメッキモールも特徴的で、これも高級感を出す演出ですね。
　最近はダイハツもヘッドライトの形をいろいろと工夫するようになりましたね。

　リアコンビランプは、カスタムシリーズとは異なるものを採用しています。
　二重レンズではなく、赤やオレンジといった色をくっきりとさせていて、かなり目立ちます。
　また、立体的になったカスタムシリーズのランプとは違い、こちらはガラス面に合わせてピッタリと収まっています。
　オプションで跳ね上げ式バックドアを選ぶこともできますが、その場合はリアビューはカスタムシリーズのものに変更されます。（ムーヴ　Ｌのみ）

　ドアミラーやドアハンドルなどはボディ同色となります。
　廉価グレードでもすべて同色に塗装してあるのがうれしいですね。
　サイドウィンカーはオレンジになります。（カスタムシリーズはホワイト）
　ドアサッシュ（窓枠）は全車ブラックアウトを施してあるので、引き締まった印象になっています。
　このムーヴシリーズは、８７．８万円から１３５．２万円とかなり価格帯の幅が広いのですが、どのグレードを選んでも一定以上の質感を保っている（外観の違いはホイールくらい）というのがうれしいですよね。

　横開きバックドアはこのとおり直角まで開くので、荷物の出し入れはしやすいです。
　しかし、バックドアトリム（バックドア内側のパネル）がついていません。
　カスタムシリーズの一部グレードとムーヴシリーズにはつかないのです。
　載せるものによってはドアに傷がつきそうですし、見た目にもちょっと安っぽいですね。
　装備のわりに価格設定が安いですから、どこかでコストダウンをしなければいけないのでしょうけど。

　これが噂の直角開きドア。（写真はカスタムのものですが、全シリーズに共通です）
　乗り降りは本当に楽です。
　見た目には普通の車と変わらないのにこれを実現したのはすごいと思います。
　よく工夫されていると思いますが、かなり苦労があったのではないでしょうか。
　ただし、都会の駐車場事情ではここまで全開にできるスペースがあることはまれでしょうから、勢い余って隣の車にドアをぶつけてしまわないように気をつけなければいけません。（特に子供さんがいらっしゃる場合は注意が必要かと思います）

　インテリアの違いも若干紹介しましょう。