(2002/10〜2006/9モデル) 取材日:2002/10/19
DAIHATSU ムーヴ X
[(カスタム)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室 試乗レポ]
[(ムーヴ)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り 試乗レポ]
前ページまででムーヴカスタムの魅力を細かくお伝えしてきましたが、ここからはファミリー向けのムーヴ Xについて、カスタムとの違いを中心に紹介します。 まだムーヴカスタムのページをご覧になっていない方は、1ページから順番にご覧いただくことをお勧めします。
写真の車は、ムーヴ Xという装備と価格のバランスがとれた中間グレードです。 旧型ではちょっとクセのある顔つきでしたが、新型は直線的で素直なデザインなので親しみやすさを感じます。 また、大きなライトやメッキグリルなどの採用で高級感があります。 前に立ってみると、運転席の大きなメーターフードが目を引き、他車にはない上級感を出しています。 四角いデザインなのにどこか未来的な印象があって、まさに「シティコミューター」といった感じがします。 車両価格は106.9万円ですが、もっと高価な車に見えます。 なかなか好感の持てる顔つきですね。
基本的なフォルムはカスタムシリーズと同じなのですが、フロントが直線的なデザインになっていることで、全体的に角張った印象が強くなっています。 隣に立ってみると、ごく自然な存在感があり、特別な車というような印象はありません。 気負わずに乗れて、非常にフレンドリーな関係を保てそうな感じがします。 カタログで見るよりも実車のほうがはるかに良いです。 この質感というか、何か安心できる雰囲気のようなものは、実車を見てみないとわからいないと思います。 ちなみに、フォグランプやエアロパーツなどはオプションで装着可能です。
横から見たところ。 カスタムシリーズと違ってエアロパーツがついていないので、余計にキャビンが大きく見えますね。 ガラス面積も大きいです。 フロントドアガラスなんて、ボディの厚みと同じくらいの高さがありますね。 この大きなガラスが広い室内をさらに広く感じさせています。 それにしても室内が広いですね。 シルエットは1BOXに近いような気さえします。 グレード体系が整理されて、廉価グレードのL、充実装備のX、ターボエンジンのRという非常にシンプルな構成になったのもなかなか良いのではないでしょうか。 ダイハツ車はグレード展開が多すぎてどれを買って良いのかわからないという面がありましたから、このように目的に合わせて迷わずに選べるというのはうれしいことです。 車種選びだけでも大変なんですから、グレード選びでまで苦労したくないですものね。 欲しいものはオプションで装着できるようにしてくれれば、このようなシンプルなグレード展開のほうがユーザーに優しいと思います。
このボディカラーは、ラベンダーメタリックオパールという色ですが、なかなかいい色ですよね。 最近はこういった淡いメタリックのカラーが人気で、最近登場した軽にはほとんどこういった色が設定されています。 パールホワイトの人気も一段落して、もっと個性的な色の車に乗りたいという要望が多くなっているようですね。 ムーヴシリーズは、この他にもライトローズメタリックやテンダーブルーマイカメタリックといった淡い色を中心に全8色からボディカラーを選べます。 どのグレードを選んでもこの中から好きな色を選択できるというのがうれしいです。 最近はエアロパーツやアクセサリーをつけた車も多くなったし、これからはボディカラーで個性を主張する時代ですかね。
リアビューは、カスタムシリーズとはかなり印象が違います。 ナンバープレートがバンパーについていて、なんとなく旧型のイメージを残しています。 また、リアコンビランプも、バックランプを丸くして旧型のイメージを残しています。 無駄の無いすっきりとしたデザインですが、かなり幅広く大きく見えます。 エンブレムもシンプルですね。
次は外装パーツなどです。
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