DAIHATSU ムーヴ カスタムRS
L [外観 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室その他]
カスタムRS [外観 外装パーツ インパネ周り シート周り&試乗レポ]
前ページまでで基本的な部分は紹介してきましたから、ここからはカスタムシリーズについて、ノーマルシリーズとの違いなどを中心に紹介していきます。 「ムーヴ」の特徴や魅力をすべて見たい方は、ノーマルシリーズからすべてご覧いただくことをオススメします。
カスタムシリーズは、ノーマルシリーズとはまったく雰囲気が異なります。 ボンネットは大きく盛り上がり、バンパーも迫力のあるデザインになっているため、ずいぶんボリューム感が出ています。 4灯式ヘッドライトと、バンパー埋め込みの角型フォグランプとウインカーという基本的なイメージは旧型のものを受け継いでいますが、より精悍な顔つきになり、大人っぽくなったように感じます。 しかし、全体的に丸みを帯びているため、やはり旧型のカスタムシリーズと比べるとやや小さくなったように見えます。 カスタムシリーズはフォグランプが全車標準装備で、ターボ車にもエアインテークはなく、バンパー形状もすべて同じなので、正面から見た限りではグレードによる違いはほとんどありません。 どのグレードでも迫力のあるフロントマスクが手に入るわけですが、オプションでさらに迫力のあるバンパーも用意されています(ただし、92,400円と、かなり高価です)。
斜めから見ると、ワンモーションフォルムに近いノーマルシリーズとはずいぶん印象が違うことがわかります。 ルーフの形状などは変わっていないのですが、フロント周りのデザインが大きく異なるため、まったく別の車のように見えます。 横に回り込んだヘッドライトとボンネットとピラーの処理などは、初代の面影があります。 ちなみに、写真の車は最上級グレードの「カスタムRS」で、ローダウンサスペンションやサイドストーンガードなどが付いているので、ちょっと重心が低く見えます。 実際の全高も、他グレードより15mm低くなっています。
キャビンスペースがかなり大きいですが、16インチの大きなホイールを前後ギリギリの位置に配置したことで、安定感のあるサイドビューとなっています。 カスタムシリーズはボディカラーもノーマルシリーズとは異なり、特別色が4色も用意されています。 写真の車はその特別色のうちの1つで、アストラルブラッククリスタルマイカという色。 ぱっと見ではブラックに見えますが、ブラックマイカは別に用意されていて、この車はただのブラックではありません。 写真ではわかりにくいのですが、ルーフのリヤのほうが少し緑っぽくなってるのがわかりますか? このように、普通に見るとブラックなんですが、光が当たっているところは緑に見えるという、不思議な色なんです。 ちなみに、特別色は21,000円高のオプションとなります。
この角度で見ると、旧型の面影があります。 しかし、リヤコンビランプがより細くなったことで、少し大人っぽくなった感じがしますね。 カスタムシリーズのグレード構成は、廉価グレードの「L」、量販グレードの「X」、イルミネーションを充実させた「Xリミテッド」、ターボエンジンの「R」、ターボエンジン+CVTの最上級グレード「RS」という5種類。 「Xリミテッド」と「RS」のみセンターアンテナとなりますが、その他のグレードはピラーアンテナです。 また、サイドストーンガードは「Xリミテッド」以上のグレードに付きます。
リヤビューはあまり変わっていないように見えますが、ナンバーの位置を高くし、ガーニッシュも大型化するなどして、より引き締まった感じになっています。 リヤコンビランプはバンパー付近まで延長され、より印象的なリヤビューとなりました。 クリーンなイメージを強調するためか、旧型では目立たせていたマフラーを、新型では目立たないように斜め下に向けています。 どことなく大人びて見えるのは、そのせいかもしれません。 スポーツマフラーもオプションで用意されていますが、装着の際は、バンパーの加工または交換が必要なようです。
次は、外装パーツです。
|