「ワゴンRスティングレー」は、スズキのハイトワゴンの軽自動車として人気の「ワゴンR」の上級モデルとして2007年2月に登場しました。
それまで上級モデルとして設定されていた「RR(ダブルアール)」のかわりに登場したスティングレーは、クリアタイプのフロントグリルと、それとつながった横長基調のヘッドランプを基本デザインとする、ワゴンRとしてはまったく新しいコンセプトのデザインで登場しました。
初代スティングレーは、規格変更後二代目となるワゴンRのモデル末期に登場したため、わずか1年半程度しか販売されませんでした。
そのため、人気があったわりには中古車の台数は極端に少なくなっています。
規格変更後三代目(スティングレーとしては二代目)からは、モデルチェンジ時からスティングレーが当たり前に設定されるようになり、現在ではワゴンRの上級モデルとしての地位が定着しています。
スティングレーの特徴は、四角いトールワゴンタイプとしてはスポーティなイメージに仕立てられていることで、最近では当たり前に装備されるようになったパドルシフトも、スティングレーはターボモデルにいち早く搭載していました。
しかし、走りそのものはスポーティというよりは快適志向であり、ごく普通に乗れる車であるところがワゴンRらしさです。
規格変更後四代目(スティングレーとしては三代目)ではエネチャージの搭載により燃費が大幅に向上し、さらに自動ブレーキの搭載やハイブリッドシステムのSエネチャージへの進化など、環境性能や安全性能が大幅に向上しています。
上級モデルでありながら、経済性の高さや全体的なバランスの良い性能などといったワゴンRらしさを兼ね備えているところが、ワゴンRスティングレーの最大の魅力といえるでしょう。
助手席の取り外し可能なバケツ状アンダートレーやオーソドックスなシートアレンジなど、ワゴンRスティングレーはどのモデルで使い勝手やデザインなどがあまり大きく変わらないのも特徴なので、中古車を探す際は年式や価格などだけで選んでも失敗が少なく、車のことに詳しくない人にもおすすめできる車種です。
最近は、スーパーハイトワゴンタイプの人気に押されて人気は落ち着いてきていますが、安定して売れている車なので中古車は豊富に出回っています。
登場から10年も経っていない車ですが、20万円以下の激安中古車なども出回っていて、2016年1月現在で、最も安いものでは、14.5万円(2007年式、走行12.1万km)という車両を見つけることができました。
50万円以下の格安価格帯でも、希望の色やグレード、禁煙車などの程度の良い中古車も比較的見つけやすい状況にあると言ってよいでしょう。
ただし、ワゴンRといえば誰でも知っている車なので、スティングレーの中古車の人気は高く、激安中古車などはすぐに売れてしまいます。
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なお、スズキワゴンRの最新情報や詳細データなどは、こちらから確認できます。
ワゴンRの新車情報
(参考)歴代ワゴンRの詳細記事
SUZUKI ワゴンRスティングレー(初代)
SUZUKI ワゴンRスティングレー(二代目)
SUZUKI ワゴンRスティングレー(MH34S)(三代目)