軽自動車人気ナンバー1のホンダN-BOXが、2017年秋にフルモデルチェンジを予定しており、先行情報サイトでは外観やインテリアなどが公開されています。
その新型N-BOXが、想像以上にすごいことがわかりました。
これはまたナンバー1キープ間違いなしではないかと思える驚きの進化を遂げています。
一番の驚きは、なんと助手席が57cmもスライドするスーパースライドシート。
これにより、アルファードやヴェルファイアのように広大な助手席空間を確保することが可能になっています。
また、シートに座ったまま後席にも手が届くため、お子さんのお世話や荷物を取るときなどにもとても便利です。
さらに、運転席と助手席それぞれに独立したアームレスト(軽では珍しい!)を設けることで、助手席を一番後ろに下げてもアームレストが使え、スーパーリラックスできるのです!
これにオットマンがつけば、もうアルファードやヴェルファイアの助手席並みじゃないですか!!
そして、他社と比べて遅れていた予防安全装備も一気に進化し、ミリ波レーダーと単眼カメラを使った高機能な自動ブレーキが全タイプに標準装備されます。
ミリ波レーダーを使っているということは、上級グレードにはもしかしてACC(アダプティブクルーズコントロール)も装備されるのか、そこも注目です。
インパネのデザインも進化し、最近のホンダ車が得意としているステアリングホイールの上にメーターを置いたタイプになっていて、軽自動車では珍しいです。
そのインパネデザインは、まるでステップワゴンのインパネをそのままサイズダウンしたかのようで、質感も使い勝手も大幅に向上しています。
これはもうバカ売れ間違いなしでしょう。
ただひとつ気になるのは、カスタムのデザインです。
ノーマルタイプは人気が出ると思いますが、カスタムはむりやりソリッドウイングフェイスを取り入れたことで旧型よりも迫力がなくなり、ちょっと微妙な感じです。
ややタントカスタムに寄せてきた感じのフロントマスクは、これがN-BOXカスタムと言われてもちょっと違和感があります。
もちろん、中身がすごいので旧型同様バカ売れするのは間違いないですが、もしも旧型より台数が伸び悩むようなことがあれば、それは間違いなくカスタムのデザインが原因だと思います。
ワゴンRは早くもデザインで失敗した感が漂っていますが、N-BOXは大丈夫なのか、若干気になるところです。