「ウェイク」は、ダイハツの人気のスーパーハイトワゴンです。
そもそも、軽自動車のスーパーハイトワゴンというジャンルは、ダイハツ「タント」が元祖であり、ダイハツはこのジャンルの先駆者です。
ダイハツには「タント」という人気車がありながら、さらに「ウェイク」を発売したのには理由があり、それは、後から出てきたホンダの「N-BOX」が売れに売れているので、それに対抗する車種が必要なためです。
室内の広さではタントもじゅうぶんすぎるレベルなのですが、外観の迫力という点ではどうしてもN-BOXに負けてしまうため、燃費などを多少犠牲にしてでも、見た目の迫力や積載能力の高さなど極めた車種が必要だったというわけです。
ウェイクの全高は1835mmもあり、1BOXを除いた軽自動車の中では一番背の高い車です。
それだけに、室内空間も余裕があり、荷室の下には大容量のアンダーボックスを設けるなど、広さも使い勝手も非常に良い車です。
これだけ背が高いと、走りの安定性が損なわれてしまうのが常識ですが、ウェイクはボディパネルに樹脂を採用することで上部の重量を軽くし、重心を低くすることに成功しているので、実際にはとても安定した走りをします。
とても良い車なのですが、N-BOXに販売台数でなかなか追いつけないのは、同じジャンルに属するタントと人気を二分してしまっていることと、カスタムモデルがラインナップされていないことが大きく影響しているでしょう。
中古車相場に目を向けてみると、N-BOXに新車販売台数で負けているとはいっても、2014年に発売されたばかりの新型車で中古車がまだほとんど流通していないことから、高値で売られています。
2015年12月現在、もっとも安いもので、91万円（2015年式、走行640km）という車両を見つけることができましたが、100万円を切る価格の中古車はほとんどないのが現状です。
N-BOXが50万円台から流通しているのと比べると、古い年式の車両がないぶん平均価格は非常に高いです。
激安中古車、格安中古車といえるような車両はまだ出回っていないのが現状ですが、ウェイクの中古車を少しでも安く買おうと思ったら、ボディカラーに注目するとよいかもしれません。
ウェイクは、デビュー時のイメージカラーがオレンジで、他にも黄色などけっこう奇抜なボディカラーが設定されているので、そういった趣味性の高い色については比較的安い価格がつきます。
奇抜な色のほうが好きとか、ボディカラーは気にしないという人であれば、そういった色を狙えば100万円前後の中古車も比較的見つけやすくなります。
100万円でも、新車価格はグレードによっては総額で200万円を超えるような車ですから、それでもじゅうぶん格安と言えるかもしれませんね。
ウェイクの中古車を少しでも安く探したい人は、下のリンクから毎日最新の在庫状況をチェックして、気になる車両があったらすぐに問い合わせや見積もり依頼をしておくことをおすすめします。
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DAIHATSU ウェイク(LA700S)
