2016年11月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2016年11月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
10月と比較すると、ホンダのN-WGNが前回の8位から6位に順位を上げ、それに伴いハスラーとスペーシアが順位を下げただけで、他は変化がありませんでした。
1位のN-BOXの強さは相変わらずですが、N-WGNが順位を上げ、15位圏外だったN-ONEも今回15位に返り咲くなど、全体的にホンダの好調ぶりが目立ちます。
長らく2位をキープしていたタントが、ムーヴキャンバスの発売によって10月から3位になりましたが、11月にスマートアシスト3を初搭載して安全性の強化を図ったこともあり、ムーヴキャンバスの新車効果が落ち着けばまた元に戻るかもしれません。
全体的に見ると、このところ軽自動車の人気ランキングは大きな変化がない状況が続いています。
燃費不正問題の影響が残る日産や三菱は別として、このところ目立った新型車を出していないスズキが徐々に順位を落としているのがとても気になります。
普通車では好調なスズキですが、そろそろ軽自動車のほうもテコ入れを図り、軽自動車を盛り上げてほしいところです。
モデルチェンジが近いと噂されるワゴンRに、ソリオに採用したハイブリッドシステムを搭載するなんていうサプライズでもあれば、一気に順位が変動する可能性もありますが、果たしてどうなるでしょうか。