スズキの人気車である「スペーシア」に、新シリーズの「ギア」が追加されました。
スペーシアギアは、フロントのランプ類をすべて丸型にし、フロントバンパーもプロテクタータイプのデザインを採用するなどして、アウトドアに似合うタフなイメージに仕立てた車です。
「ハスラーやジムニーのデザインテイストが好きだけど広さや燃費なども我慢したくない」という人にとってはまさに待ってましたといえる車。
ボディ下部のパーツがガンメタ塗装になっていて汚れを気にせず使い倒せるのもいいですね。
室内も、撥水生地のシートや汚れが拭き取りやすい荷室などを採用することでアウトドアで気兼ねなく使えるようになっています。
ルーフレールも標準装備しているので、オートキャンプなどでも活躍しそうです。
インテリアのデザインは基本的に共通ですが、助手席のアッパーボックスがキャリーバッグをイメージしたデザインからガソリン携行缶をイメージしたデザインに変更されているのが大きな違いで、それだけでわりと雰囲気が違います。
価格は約161万円からとやや高めですが、LEDヘッドランプや各種安全装備などもすべて標準となっているので仕方ないといったところ。
なお、ターボ車も設定されていて価格差が8万円ほどしかないのでちょっとお買い得感あります。
また、カスタムの最上級グレード以外でターボ車が選べるようになったという点でも嬉しいですね。
ネットでの評判は上々のようですが、スペーシアギアの登場によってN-BOXにどこまで迫れるのか注目です。
また、OEMモデルであるマツダのフレアワゴンにも、同様の仕様でフレアワゴンタフスタイルが追加されています。