DAIHATSU　タント

Ｇ　[外観　外装パーツ　インパネ周り　シート周り　便利な装備　荷室]

カスタムＲＳ　[外観　インテリア]

　カスタムのインテリアは、ブラックを基調として、シルバーパネルやメッキパーツを随所に取り入れることで高級感を演出。
　旧型よりも大幅に質感がアップしています。
　フロントガラスには、紫外線だけでなく熱線までも吸収するＩＲ＆ＵＶカットガラスを採用。
　ガラスが大きいだけにありがたさも大きいです。
　カスタムのメーターも自発光式で、３連タイプのカラフルなものになり、一段と高級感が増します。

　フロントドアトリムを見て驚きました。
　なんと、肘を置く部分にソフトパッドが付いているではありませんか！
　これはもう高級車ですよ。

　フロントシートにはサイドエアバッグも標準装備。
　カーテンエアバッグはＲＳのみオプションで装着可能。

　天井にはマップランプとルームランプを装備。
　バニティミラーは両席に装備されていますが、照明付きではありません。
　ちょっとびっくりしたのは、ディーラーオプションで天井に取り付けられる１０．２型後席モニターも用意されていること。
　これで、ミニバンからの乗り換えでも不満なく乗れます。

　助手席をこのように前にスライドさせることで、ミラクルオープンドアの利点を最大限活かすことができます。
　４人乗りという制約はありますが、ミニバン並みの使い勝手の良さを実現した軽と言っても過言ではありません。

　いかがでしたか？
　まだ試乗車が用意されていなかったので、試乗レポートはまだ先になりますが、この車がどれだけ力を入れて開発されたものであるかというのはおわかりいただけたのではないでしょうか。
　２０１４年には日産と三菱からもこのジャンルの新型軽が発売され、いよいよ競争が本格化しますが、それにも自信をもって対抗できる車となっているようです。
　元祖スペース系ワゴンのタントも、その後ライバルが次々に誕生したことで少し影が薄くなっていましたが、新型はライバルたちの良い部分をすべて取り入れた上で、さらに先進性を高めた車となっています。
「　いろいろあるけど、タントを買っておけば間違いなし」と言ってもらえる車を目指して開発されたのでしょう。
　非常に完成度の高いこの新型タントは、数ある軽の中でどれを選ぶか迷ったときには、基準としてまず見ておくべき車であることは間違いないですね。