DAIHATSU タント
Ｇ [外観 外装パーツ インパネ周り シート周り 便利な装備 荷室]
フロントシートは厚みがあり座り心地も良いですが、形状はわりと平坦で広々感を重視した感じです。
Ｌ以外にはチルトステアリングとシートリフターが標準装備。
アームレストは大きめで収納付き。
リヤシートの広さは、タントの一番の特徴ですから、もちろん新型も広々。
ホイールベースを縮めながら室内長は２２００ｍｍまで拡大し、とにかく広いです。
室内高は１３６５ｍｍで、長さも高さも数値上はスペーシアよりわずかに劣るものの、逆に幅は１３５０ｍｍでスペーシアより広く、感覚的にはどちらが広いというわけでもありません。
Ｎボックスも室内高が１４００ｍｍある以外はこの２台とほぼ同レベルで、どの車もほとんど同じレベルとなっています。
フロントエンジンの軽としては、これが限界の広さということでしょう。
リヤシートは左右独立でスライドが可能。
スライド幅は２４０ｍｍで、旧型より２０ｍｍ少なくなりました。
その代わりに、助手席のスライド量が１００ｍｍも増え、３８０ｍｍという超ロングスライドを実現しています。
タントが他のライバル車と大きく違う部分が、このピラーレススライドドアの採用です。
スライドドアにピラーを内蔵することで、このような大開口を実現することができ、乗り降りが非常にラクなのです。
チャイルドシートの付け外しや大きな荷物の出し入れなども、これならストレスなく行うことができますね。
新型タントは、便利さを徹底追及しているのが大きな特徴です。
例えば、運転席のシートバックには、このように３つに分かれたポケットを採用していて、よく使うものを整理して収納しておくことができます。
助手席のシートバックには、このように２つのレバーを設置。
それぞれのレバーで、後席から助手席のスライドやリクライニングの操作ができるようになっています。
荷物の量に応じて助手席を移動させたいときにもさっと操作ができ、ピラーレススライドドアのメリットも最大限活かされます。
このあたりの使いやすさは、さすがスペース系ワゴンの元祖なだけありますね。
次も、便利な装備を紹介していきます。
