SUZUKI　ワゴンＲ（MH34S）

（MAZDA　フレア）

ＦＸリミテッド［外観　外装パーツ　インパネ周り　収納　シート周り　荷室＆試乗レポ]

スティングレーＸ［外観　外装パーツ　インパネ周り　シート周り　荷室ほか]

　インパネは、基本的な形状はノーマルモデルと同じですが、全面ブラックにシルバーのラインなどで高級感を出しています。
　質感は悪くはないですが、特別な車という印象はなく、これもワゴンＲらしさなのかもしれません。

　メーターのデザインもノーマルモデルと同じです。
　車両の状態に関する情報がいろいろ表示されたり、エコスコアが表示されたりと、機能的には旧型よりも大幅にアップしていますが、質感は逆に少し落ちたかなという印象です。
　全体的に、新型はスティングレーの特別感が薄まった感じがしますね。

　エコクールを採用したフルオートエアコンは、もちろん全車標準装備。
　ミッションはインパネシフトのＣＶＴですが、ターボ車には、軽では珍しいパドルシフトが装備されています。
　ホンダのＮボックスもターボ車にはパドルシフトが装備されていますが、実際に走りを楽しむという点では、ボディが小さく圧倒的に軽いスティングレーのほうが絶対的に有利。
　それに、スティングレーの場合はターボ車もアイドリングストップやエコチャージなどが備わっているので、燃費の面でもＮボックスよりかなり有利。
　広さではＮボックスのほうが有利ですが、走りの楽しさ、経済性、広さのバランスということでは、スティングレーのほうが勝っているといえるでしょう。
　このバランスの良さこそがワゴンＲらしさなのです。

　パネルと一体化されたデザインのＣＤプレーヤーはメーカーオプションとなりますが、スピーカーは標準で６スピーカーとなっています。

　収納に関しては、ノーマルモデルと同じ。
　ＭＲワゴンよりも収納容量は大きいので使い勝手は良いですが、デザイン的にはあまり特徴のないインテリアで、このへんはやはりワゴンＲらしいなと思います。

　次は、シート周りを中心に見ていきます。