(2010/12〜) 取材日:2010/12/15
DAIHATSU ムーヴ
カスタムX [外観 外装パーツ インパネ周り シート周り&収納 荷室ほか]
X [外観 インパネ周り シート周り]
先進性と高級感を追求し続けるダイハツのフラッグシップモデル「ムーヴ」が、フルモデルチェンジしました。 今までのモデルチェンジとは違い、今回は完全なキープコンセプトとなっているため、一見するとあまり変わっていないように感じてしまいますが、実は今回の新型は時代を先読みしたとても魅力的な車になっているのです。 ここでは、旧型や他メーカーのライバル車などとの比較をしながら、新型「ムーヴ」の魅力を徹底紹介していきます。
なお、今回からページレイアウトを変更し、写真を大きく、文章は短めにしてお届けしています。 また、内容については取材日時点のものであり、装備内容などはグレードによって異なりますので、あらかじめご了承願います。 一部の写真については、Nightsさんから提供いただきました。
まずは、カスタムのフロント周りから。 これまで同様に、カスタム系とノーマル系でフロント周りのデザインは大きく異なります。 「タント」などと比べて前後に伸びやかなフォルムは、先代と同様。 トールワゴンタイプとしてはやや小さく見えるものの、スタイリッシュでプレミアム感はたっぷり。 これまでモデルチェンジのたびに大きくイメージを変えてきた「ムーヴ」ですが、今回のモデルチェンジでは先代のイメージをほぼそのまま受け継いだデザインとなっていて、この車の目指すポジションが明確になってきたように思います。 エアロバンパーのデザインなどは、フォグランプが丸型になったこと以外ほとんど変わっていないように見えますが、開口部をより大型化するなどして、より高性能になった印象を与えています。
斜めから見ると、フロントピラーが直線的になり、ウエストラインの段差がリヤまでそのまま伸びているなど、先代のワンモーションフォルムとは若干の違いがあることがわかります。 ドアのプレスラインも控えめになり、よりシンプルで洗練されたイメージになりました。 ドアミラーターンランプは、カスタム系全車に標準装備です。
今回のモデルチェンジがこれまでと一番違うのは、数値にこだわらなくなったということです。 たとえば、これまではモデルチェンジのたびに延長され、常に軽トップレベルをキープしてきたホイールベースも、新型では逆に35mm短縮され、2455mmとなっています。 それでも他メーカーのライバル車と比べれば長いですが、数値の記録更新よりも、実際の使い勝手や快適性といった面に重点を置くようになったというのは、これまでの経緯を考えると大きな方針転換と言えます。 全高を5mmアップして1635mmとしながら、室内高は逆に30mm減って1280mmになり、室内寸法も数値上は減っているのですが、前下がりだったルーフの形状を変更して、ドライバーの頭上に頂点を持ってくることによって、感覚的には頭上空間が拡大したように感じられるようになっています。 このように、数値へのこだわりを捨て、実質的な性能を重要視して開発しているのが、今度の新型「ムーヴ」の大きな特徴といえるでしょう。
リヤクォーターウインドウも、デザイン重視だった先代よりも見易さ優先のデザインになり、斜め後方の視界が良くなりました。 リヤ周りのデザインは、歴代「ムーヴ」の雰囲気を受け継ぐものですが、カスタム系のナンバー位置が、バックドア部から従来のバンパー部へ戻されたのが一番大きな変更点です。 これにより、リヤ周りの印象は二代目「ムーヴ」に近くなっています。
横開きバックドアと縦長リヤコンビランプという「ムーヴ」の伝統がしっかり守られているリヤビュー。 リヤワイパーはリバース連動となっているので、ワイパーON時はバック時に自動で動いてくれます。 また、メモリーナビを標準装備するグレードの「Xリミテッド」では、バックカメラを内蔵したエンブレムが装備され、さらに安心してバックができるようになっています。
こちらは、最上級グレードの「RS」です。 カスタム系のグレードは、ターボエンジンの「RS」、アイドリングストップシステム付きの「G」、ナビ+バックモニター付きの「Xリミテッド」、廉価グレードの「X」という4種類。 外観上はほとんど違いがありませんが、「RS」だけは特別で、16インチアルミホイールやローダウンサスペンションが装備されるため、とてもスタイリッシュです。 さらに、「スポルザ」ブランドのLED内蔵大型ロアスカートなど、純正オプションも多数用意されています。
次は、エクステリアのパーツを細かく見ていきましょう。
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