ダイハツのミライースは、2011年9月に『第３のエコカー』をキャッチフレーズにデビューし、大ヒット車種となりました。
それまでは、エコカーと言えば電気自動車やハイブリッドというイメージで、燃料代は安いけど買うときが高いというのが常識でした。
しかし、そこへ、価格が安く、燃料代も安く、税金や消耗品などの維持費も安いという、第３のエコカーが登場したのです。
これが、車にかけるお金をなるべく安く抑えたいというニーズに合致し、大ヒットにつながったわけです。
その後、自動ブレーキなどの予防安全装備「スマートアシスト」の搭載、燃費のさらなる向上、ヒルホールドシステムの採用、カーボン調のラッピングを施した2トーンパックの設定など、数々の改良を施しながら今日に至っています。
デビュー当時の燃費は30km/lでしたが、その後の改良で燃費は35.2km/lにまで向上し、常にハイブリッドカーと争えるレベルを維持し続けています。
デビューから4年以上が経過しても、コンパクトタイプの中では人気車であり、中古車市場でも高値が続いています。
新型車であり、旧型が存在しないため、激安中古車もなかなか見つからないのが現状です。
しかし、ダイハツの軽自動車はモデルチェンジのサイクルが比較的早く、ミライースのフルモデルチェンジも近いと噂されています。
ライバルの新型アルトが37km/lを達成していることもあり、フルモデルチェンジによる燃費の飛躍的向上は急務にもなっているため、近くモデルチェンジすることは間違いないでしょう。
そういった流れもあり、強気だったミライースの販売もやや落ち着きが出てきて、その影響が中古車市場にも出始めています。
2015年10月下旬現在、20万円以下の激安中古車は在庫がありませんでしたが、50万円以下の格安中古車は58台もあり、一番安い車両は35.9万円（2012年式、3.6万km）でした。
新型車のため、10年落ちなどの激安中古車が存在しない反面、もともとの車両価格が安く抑えられているため、年式が新しくても安い中古車が多いのがミライースの中古車の特徴です。
予算は限られているけど、少しでも新しくてきれいな車に乗りたいという人には、ミライースはおすすめの一台と言えます。
中古車の流通量も増えてきていて、比較的希望の中古車を探しやすい状況にはなってきていますが、人気車のためお買い得な中古車はすぐに売れてしまいます。
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なお、ミライースの改良履歴や最新情報はこちらで確認できます。
ミライースの新車情報
（参考）ミライースのデビュー当時の詳細記事
DAIHATSU ミラ イース
