ステラは、スバルのハイトワゴンの軽自動車です。
現在は、ダイハツムーヴのOEM車となっていて、フロントバンパーなどの一部のデザインがオリジナルとなっている以外は、ムーヴと同じ車です。
以前はスバルも独自に軽自動車を生産していましたが、軽自動車の生産から撤退し、ダイハツからのOEM車を販売するようになったため、このような状況になっています。
しかし、ステラという車は以前から存在していて、2006年6月に登場した当初は、スバル製の車でした。
スバル製の旧型ステラは、4気筒エンジンや4輪独立サスペンションなど、軽自動車としては贅沢な作りとなっていて、スーパーチャージャーエンジンのグレードも用意されるなど、他メーカーの車とはちょっと違う走りが楽しめる車でした。
ステラが登場する前には、R2やR1といった個性的なデザインの軽自動車をメインに販売していましたが、居住性の高いハイトワゴンの需要が高まってきたことを受け、それらのメカニズムを流用しつつハイトワゴンタイプのデザインを採用したステラが開発されました。
そういう背景があるので、ステラの中古車を探す際には、現行型のステラと初代のステラではまったく違う車であるということを頭に入れておく必要があります。
具体的には、2006年6月から初代が販売され、2011年5月のフルモデルチェンジでムーヴのOEM車となり、2014年12月に同じくムーヴのOEM車のまま三代目へとモデルチェンジしました。
ですから、2011年5月より前の車と後の車では、名前は同じでも車そのものはまったく別のものであるということを頭に入れて中古車を探す必要があるのです。
そんなステラは、初代が登場したころは人気車でしたが、現在はダイハツのOEM車となってしまったこともあり、あまり人気はありません。
そういったこともあり、格安中古車が探しやすい状況になっています。
2015年11月現在、20万円以下の激安中古車は39台あり、もっとも安いものでは1円（2006年式、走行10.2万km）という車両も見つけることができました。
スバル独自のメカニズムを積んだ初代ステラも、登場から10年近くが経過して程度の良い車両がだんだん減ってきていますので、4気筒エンジンや4輪独立サスペンションなどによる滑らかな走りに魅力を感じる人は、早めに中古車を入手しておいた方がよいかもしれません。
今後スバルが軽自動車の生産を開始する可能性は低いですし、再開したとしても以前ほどコストをかけて開発するとは思えませんので、台数が減っていく一方の初代ステラは、いまが買い時と言えるでしょう。
下のリンクから現在のステラの中古車の在庫状況が簡単に確認できるので、気になる車両を見つけたらすぐに問合せや見積依頼をして車両を確保しておくことをおすすめします。
スバルステラの詳細情報はこちら。
ステラの新車情報
（参考）歴代ステラの詳細記事（二代目以降はOEM元のムーヴの記事です）
SUBARU ステラ（初代・スバル製）
DAIHATSU ムーヴ（二代目のOEM元の車）
ダイハツ ムーヴ(LA150S)（三代目のOEM元の車）
