カーチェック

SUBARU R2

[外観デザイン 外装パーツ インパネ周り 収納 シート周り 荷室&試乗レポ]

ヘッドライト ヘッドライトは、かなりつり上がった縦長のデザインを採用しています。
 この車はオプションのディスチャージヘッドランプを装備しており、Hi−Lo切替式のプロジェクター式を採用しています。
 プロジェクター式は配光性が良く、対向車のドライバーに眩しい思いさせないというメリットがあります。
 また、光軸調整スイッチが付いているため、荷物などの量によって姿勢が変化した場合でも、適切な光軸を維持することができます。
 Hiビームも強烈な光を放ってくれるので、山道などの暗いところでも安心して走ることができますね。
 ちなみに、標準ではマルチリフレクター式のハロゲンヘッドランプとなり、ライトの内部のデザインが少し違います。
 その場合、この写真よりは少しおとなしいイメージになります。

リアコンビランプ リアコンビランプもこだわりのあるデザインです。
 真っ赤に見えるので、ブレーキランプだけのように思えますが、実はウィンカーやバックランプも内蔵されています。
 全体をクリアレッドのカバーで覆うことで、それぞれのランプが目立たないようにしているのです。
 実はこのアイデア、2001年の東京モーターショーに出品されていた「HM−01」というコンセプトカーから受け継いでいるもので、デザインもかなりそれと似ています。
 車全体のイメージも「HM−01」にかなり近く、リアビューはほとんど同じイメージです。
 そういう目で見てみると、コンセプトカーというのはやはり数年後の車のデザインを暗示していると言えますね。
 ちなみに、この車にはハイマウントストップランプが装備されていませんが、ブレーキランプの位置がかなり高いため視認性は良く、特に問題はないと思います。

サイドプロテクター ここもこだわりを感じる部分ですね。
 ドアについているこのシャープなラインは、サイドプロテクターというもので、軽い接触でのヘコミや傷などを防止するためのもの。
 しかし、これだけ高い位置についているとその効果はあまり期待できませんので、デザイン上のアクセントという意味合いが強いものと思われます。
 でも、それを単なるアクセントとして終わらせるのではなく、そこへドアハンドルを一体化し、延長上にウインカーを配置するというなんともおしゃれなことをしているのです。
 これによって、ドアハンドルやキーシリンダーが目立たず、ウィンカーもデザインの一部のように効果的なアクセントとして利用することに成功しています。
 これはなかなかなかったアイデアです。
 おかげでスッキリとしたシャープな印象があります。
 毎日触れる部分だけに、こういった細かなこだわりはオーナーにとってはうれしいですね。
 後ろ側にもオレンジのレンズがついていますが、そちらはダミーでした。
 ダミーパーツまで使って前後のイメージを統一するところなんか、いかにこの車がデザインにこだわっているかがわかります。
 それから、扇形のサイドミラーも新鮮です。
 鏡面の面積が大きいので視認性は悪くないですが、下へ行くほど視界が狭くなっているので、車庫入れのときなどは地面が見にくいのではないかと思いました。

ボリュームのあるリア この角度だとリアの立体的なデザインがわかりやすいと思いますが、全体的なデザインだけでなく、各パーツもそれぞれこだわりが感じられます。
 まずは、樹脂製のリアワイパーやメッキ処理された大型の成型エンブレム。
 これらは最近の軽では常識になりつつありますが、やはり質感に大きく影響する部分なので、基本として押さえてくれているのはうれしいです。
 それに加えて、バックドアハンドルをメーカーのエンブレムと一体化するというアイデアを採用しているのも見逃せません。
 つまり、エンブレムの下に手を入れて引き上げればバックドアが開くという仕掛けになっているわけです。
 これによって、リアビューを非常にすっきりとさせることに成功していますし、部品数も削減できるのでコストダウンも図れるのです。
 オーナーは頻繁にその「六連星オーナメント」に触れることになり、所有する悦びが味わえます。
 これはメーカーとしてもうれしいことでしょうね。
 それと、小さなことですが、ナンバーの照明にもこだわりがあります。
 軽の場合は上から1つの電球でナンバーを照らすのが一般的なのですが、この車は左右から照らします。
 左右からだとナンバーが均一に照らされて高級感があるんです。
 意識している人は少ないと思いますが、なかなか気が利いていると思います。
 それから、写真の横長の大型マフラーカッターは「S」のみ標準装備となります。

タイヤ&ホイール  この車は、軽にしては大きめのサイズのタイヤを採用しています。
 155/60R15というサイズはセダンタイプの中では最大で「ミラ・アヴィ」よりも大きく、特殊なサイズとなりますので交換の際はある程度の出費を覚悟しなければいけません。
 アルミホイールは4本スポークに若干ひねりを加えたデザインで、おそらくプロペラをイメージしているのだと思います。
 どこか軽らしく見えないのは、伸びやかなデザインに加えてこの大きなタイヤの影響もあるのでしょう。
 「S」以外のグレードでは、155/65R14というサイズになり、ホイールのデザインも異なります。
 ABSは廉価グレードの「i」以外に標準装備となりますが、フロントベンチレーテッドディスクブレーキが全車標準装備となっているところは、さすが走りにこだわるスバルだなという感じがします。
 ただし、「プレオRS」で採用されていたリアディスクブレーキが「R2」では採用されていません。
 スバルの軽は、4気筒エンジン、4輪独立サスペンション、スーパーチャージャー、4輪ディスクブレーキ、7速スポーツシフトなどの走りにこだわった装備も人気の秘密ですが、そのうちの一つが失われてしまったというのは少し残念。
 あとから追加グレードが出るという噂もありますので、そちらに期待しましょう。

 次は、こだわりのインテリアです。

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