カーチェック

SUZUKI MRワゴン スポーツ

[外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室&試乗レポ]
[(スポーツ)外観デザイン 外装パーツ インテリア]

インパネ 明るいインテリアカラーがMRワゴンの一つの特徴でもあるのですが、スポーツは専用ブラックインテリアとなります。
 しかし、スポーツグレード=ブラックインテリアという固定観念もそろそろ見直してもよい気がしませんか?
 明るいインテリアにスポーティなエクステリアという、スポーツラグジュアリー的な雰囲気って、個人的に好きなんですけど・・・。
 ステアリングを本革巻きにしたり一部をシルバー塗装したりと、ノーマル車の暖かい雰囲気とは一転してクールな雰囲気になっています。

センターパネル 純正とは思えないほどクリアなサウンドを聴かせてくれるCD/MD+6スピーカーオーディオは、スポーツにも標準装備されています。
 ステアリングのシルバーアクセントに合わせてセンターパネルもシルバー塗装され、シルバー基調のオーディオともベストマッチング。
 エアコンまでしっかりとシルバー塗装してあります。
 液晶パネル付きのカテキンエアフィルター付きオートエアコンはさらに質感が高くなりましたね。

自発光式メーター 一番の注目は、このメーター。
 ノーマル車でも軽で初めて自発光(盤面発光)式メーターを採用して話題になりましたが、スポーツにはさらにタコメーターを追加して、コントラストのはっきりとした視認性の良いメーターとなっています。
 レッドの指針自体も発光するため、昼間でも非常にくっきりと見えます。
 この質感は間違いなく軽No.1です。
 まるでトヨタの高級車に乗っているかのような気分になりますよ。
 レイアウトも工夫されていて、小さめのスペースにうまく収まりましたね。
 遠くまで伸びたフロントウィンドウと本革ステアリング、そしてこのハイコントラストメーターが作り出す空間は、まったく軽の雰囲気ではありません。
 エンジンをかけたときには、「HELLO」の文字がドライバーを迎えてくれ、赤い指針が一度MAXまで動いてから定位置に戻ります。
 またエンジンを切るときには「SEE YOU」の文字が流れるという、非常に細かい演出までされています。

フロントドアトリム ドアトリムも黒一色ですが、インナーハンドルだけがシルバー塗装され、ちょっとしたアクセントになっています。
 クロスには柄が入っていないので、網目模様の入ったノーマル車よりはスッキリと見えます。
 やっぱり無地のほうが好きです。

CRDを軽で初採用したシート シートも黒一色で、形状などはノーマル車と同じですが、柄が少し立体的になり上質感が増しています。
 しかし、この格子状の柄って、あまり良いとは思えないのですが・・・。
 ドアのクロスが無地なのだからシートも無地で良いと思うのですけど、どうも格子状の柄にこだわりますねえ。
 全体的に丸い車の印象ともあまりマッチしていない気もします。
 実は運転席にはオプションでCRDというものが採用されています。
 これは、衝突の際に座面の一部が盛り上がり、ドライバーが前にずれるのを防ぐもので、軽では初の採用となります。
 この車は「軽初」の装備が多いのですが、安全装備の面でも先進の機能を採用している点はうれしいですね。

 それにしても、室内の広さや使い勝手の良い収納、高音質のオーディオなどクラスを超えた快適な装備はそのままに、軽トップレベルの走行性能や安全性能を追加しながら、なんと1,340,000円(2WD)という低価格を実現しているのには驚きます。
 スズキの意気込みが感じられます。
 スズキのセンスを象徴するフラッグシップカーと言えそうです。

 近いうちに、ぜひ試乗してみたいと思います。


  


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