DAIHATSU 新型コペン(LA400K)
インテリア [インパネ 標準とブラック 収納 荷室やエンジン等]
インパネの形状はずいぶん変わりました。
センターパネルの幅が狭くなり、標準ではオーディオスペースがありませんが、写真の車にはナビ・オーディオ装着用グレードアップキットというものが装着されていますので、ダッシュボード上にそれ用のスペースが確保されています。
メーターは、自発光式になり、マルチインフォメーションディスプレイも装備され、かなり良くなりました。
しかし、旧型のシンプルなメーターのほうがスポーツカーらしかったと思う人もいるでしょう。
メーターも着せ替えできればいいのですけどね。
ステアリングホイールも、標準で本革巻が装備されるようになり、デザインもかっこよくなりました。
また、グレードアップキット装着車には、写真のようにオーディオ用のステアリングスイッチも装備されます。
新型コペンのインテリアの一番の特徴は、このエアコン回りのセンターパネルです。
吹き出し口がひとつしかなく、パネルの幅が非常に狭いです。
旧型と比べるとちょっと貧弱に見えますが、おかげで窮屈だった膝回りに少し余裕ができて室内が広くなったように思えます。
また、エアコンもオート式になったので、快適性は増しました。
キーフリーシステムが標準装備なので、エンジンスタートはプッシュボタンで行います。
インパネの質感という点では、むしろ旧型のほうが高級感があったような気さえするのですが、それを意識してか、新型にはカーボン調パネルが装備されています。
ディーラーオプションでシルバーパネル付の木目調パネルを用意するなど、質感にこだわっている部分もあるのですが、全体的なデザインが旧型よりも素っ気なくなってしまった印象は拭えません。
ナビ装着用グレードアップキットを付けると、ナビの画面が高い位置になるので旧型より視認性が格段に良くなりました。
しかし、メーカーオプションであるにもかかわらず、後付感がありすぎて、外から見た時もけっこう気になります。
インテリアに関しては、もう少し質感にこだわってほしかったなという感じがしますね。
旧型のミッションは、５ＭＴと４ＡＴという設定でしたが、新型では７速マニュアルモード付ＣＶＴが設定されました。
これにより、オートマでも軽快な走りが楽しめるようになり、燃費も５ＭＴ車を上回るようになったので、新型はオートマ車の比率が増えるかもしれません。
ゲート式で見た目もかっこいいですが、パドルシフトが設定されてないのはちょっと残念です。
ＮボックスやワゴンＲスティングレーでさえパドルシフトがあるのですから、スポーツカーのコペンには必須だと思うのですが・・・。
５ＭＴ車のシフトノブは、ちょっとかっこよくなりましたね。
今では軽でも５ＭＴ車はほとんど消滅してしまったので、新型の５ＭＴは、コストの関係から軽トラのものを流用したのだとか。
もちろん、コペン用にチューニングはされていますが、ＣＶＴが設定されたこともあり、旧型よりも５ＭＴの比率はダウンするでしょう。
５ＭＴ車のペダルです。
構造上、各ペダルが小さくて近いので、慣れないとちょっと運転しにくいかもしれません。
次は、標準インテリアとブラックインテリアパックの比較などです。
