(2002/12〜モデル) 取材日:2002/12/20
DAIHATSU ミラ L
[(アヴィ)外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室及び試乗レポ]
[(ミラ)外観デザイン 外装パーツ及びインパネ周り インテリア及びエンジン]
ここからは、ミラ(アヴィとは違うファミリー向けシリーズ)について、アヴィとの違いを中心に紹介します。
この車は、「ミラ L」というベーシックグレードです。 フロントの印象はアヴィとは大きく違い、セダンらしいシンプルなデザインになっています。 しかし、大きめのヘッドライトに斜めにカットされたラインは、クールな印象を与えます。 また、バンパーの両端にインテークを設けることでワイド感を強調しています。 アヴィに比べるとずいぶん小さなフロントグリルは、上級グレードの「X」のみにメッキグリルが追加されます。 アヴィの両端が盛り上がったボンネットに対して、ミラは中央部が盛り上がったボンネット形状を採用していて、オーソドックスな雰囲気です。
斜めから見ると、ボンネットの先端が低く、フロントウィンドウに向かって流れるようなラインになっているのがわかります。 迫力のあるアヴィのフロントデザインに比べて、ミラはスポーティな印象を受けます。 ただし、この形状によって運転席からボンネットはほとんど見えないので、旧型の運転感覚に慣れた人にとっては少々運転しにくいかもしれません。 ワイパーの取付位置はやや低く設計され、あまり視界を妨げないように工夫されています。 全体的にシャープなデザインで、今まで落ち着いたデザインが特徴だったミラが、ずいぶんアグレッシブに変身したと思います。 せっかくスポーティなデザインなのでエアロパーツもつけてみたいと思ったりしますが、残念ながらミラにはエアロパーツのオプションは用意されていません。
後ろからの眺めだと、旧型より全高が7.5cmも高くなったというのを実感することができます。 そのスタイルはセダンというよりセミトールワゴンといった感じ。 ウエストライン(サイドウィンドウとドアパネルの境界のライン)がリアに行くほど高くなっているので、フロントの低くスポーティなイメージとは大きく異なり、リアは分厚く重厚なイメージになっています。 ミラのグレードは「L」「X」「V」の3種類で、「L」は5ドアと3ドアの両方の設定があります。 ここで紹介している「L」は廉価グレードですが、「X」との大きな違いはドアミラー、フロントグリル、スモークガラス、タイヤサイズくらいで、キーレスなどの快適装備は標準で装備されます。 それでいて、759,000円(3ドア、2WD、3AT)という価格はかなりお買い得だと思います。 「V」というグレードは4輪ガソリン車(ハイブリッド除く)世界最高の低燃費を実現している注目の車ですが、あまり一般向けではない(詳細後述)ので、実質は廉価グレードの「L」か充実装備の「X」かというシンプルなグレード展開となっています。 ボディカラーは、流行の淡いメタリック色に加え、それとは対象的に鮮やかなブルー、レッド、グリーンなどもラインナップする全8色。 ボディカラーによって、やさしいイメージにもシャープで存在感のあるイメージにもできるというわけです。 ちなみに、パールホワイトは設定されていません。
リアビューは新型ミラの大きな特徴です。 セダンタイプでは珍しい縦長リアコンビランプを採用しています。 アヴィのように上部が左右つながったデザインではなく、完全に独立したデザインで、ボディとの一体感を大事にした滑らかなデザインを採用。 アヴィよりもやさしいイメージに仕上げています。 ウィンカーのレンズもクリアタイプとし、質感の高いリアビューを実現しています。 全体的に余計な飾りがなくシンプルなデザインで、エンブレムもダイハツのマークと車名のみ。 しかし、これだけではあまりにも無表情なので、リアウィンドウの下部にやや段差を設けてアクセントにしています。 この段差は、おそらくデザイン上のものだけではなく、リアウィンドウをギリギリまで後ろにして室内空間を拡大しながら、バックドアとバンパーの段差は大きくしてぶつかった時の衝撃がバックドアに伝わりにくくするという、難しい問題をクリアするためのアイデアでもあるのだと思います。 ど真ん中についたキーシリンダーがちょっと気になりますが、セダンタイプだから仕方ないですかね。(後ろから開けるときは、キーがないと開けられないので)
タイヤサイズは、145/80R12というサイズで、大きくなったボディに対してはやや貧弱です。 「X」では155/65R13という標準的なサイズになりますが、アヴィでは軽セダンで最大のサイズを採用しているだけに、その差が目立ちます。 確かにエンジンのパワーは違いますが、基本的なボディは同じなので、せめて13インチにしてもいいのではと思いますが、経済性優先のユーザーにも配慮してということでしょう。 アルミホイールはオプションとなります。 それにしてもこのフェンダーのふくらみはすごいですね。 最近の軽はデザインもずいぶん大胆になってきたと思います。
もう少しエクステリアの違いなどを見てみましょう。
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