2016年10月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2016年10月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
9月と比較すると、これまでずっと2位をキープしてきたタントが3位に下がり、ムーヴが前回の11位から2位にジャンプアップしています。
これは、ムーヴが10月になって急に売れたということではなく、前回ムーヴに合算されていなかったムーヴキャンバスの台数がムーヴに合算されるようになったためです。
そもそもムーヴキャンバスはムーヴの名前がついているのでムーヴの台数に合算されるべきなのに、なぜ9月の時点で別になっていたのか疑問でした。
今回の順位が、このランキングのルールでは正しい順位と言えます。
それにしても、もともと人気のあるムーヴにムーヴキャンバスという新型車の台数を足しても1位のN-BOXに追いつけないとは・・・。
N-BOXはすでにモデル末期に入っているのに、この強さには驚くばかりです。
4位以下は、ムーヴが上位に入ったことでそれぞれ順位を落としているものの、ハスラーが少し順位を上げた以外に大きな変動はありません。
ムーヴキャンバスの発売により2位と3位を獲得したダイハツは、11月上旬に1リッタークラスのプチバンも発売する予定であり、軽自動車だけでなく普通車の分野でもシェアを伸ばしていきそうな勢いです。
しばらく新型車の発売もなくやや順位を落としているスズキが、今後どのように巻き返すのかにも注目です。