軽自動車の予防安全装備の進化は目覚ましく、ほとんどの車種で自動ブレーキが搭載されるようになってきましたが、その反面、衝突安全性能については最近目立った変化がありません。
衝突安全装備の中でも代表的なエアバッグの個数については、一時期7個を装備する車種もありましたが、現在は最高で6個、メーカーによってはほとんどの車種で2個というケースもあります。
確かに、予防安全性能が向上すれば、そのぶん衝突安全性能の重要性は低くなってきますが、すべての衝突を防ぐことができない以上、衝突安全装備が重要であることに変わりはありません。
単にエアバッグの個数が多ければ安全かというと、事故の状況は様々であり、実際の場面で本当に多数のエアバッグが必要になるのかは未知数ですが、横幅の狭い軽自動車の場合、正面だけでなく側面衝突の際の対策も普通車以上に重要と言えるでしょう。
そう考えると、フロントのみの2個の車よりも、サイドエアバッグも装備した4個の車のほうが安心です。
さらに、後席に人を乗せることが多いなら、後席までカバーするカーテンエアバッグを含めた6個装備の車のほうが安心でしょう。
車の使い方や考え方によって、エアバッグの個数というのは車選びの重要なポイントになることもあります。
そこで、今回は、軽自動車全車種について、エアバッグの個数をランキング形式で一覧にしてみました。
この個数は、メーカーオプションも含めて装備できる最大数です。
軽自動車購入の際の参考にどうぞ。