2017年9月の軽自動車販売ランキング（軽四輪車通称名別新車販売速報）が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2017年9月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります（例：ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算）
8月のランキングではモデルチェンジの影響で2位となっていたN-BOXが再び1位に返り咲いたのは予想通りですが、その台数はなんと2万7千台近くにもなり、新型でも圧倒的な強さを見せつけています。
デザインはややおとなしくなったものの、装備面では他を圧倒する仕上がりとなっていますので、これだけ売れるのは当然と言えるでしょう。
来年発売予定の新型スペーシアの概要がすでにスズキから発表されていますが、N-BOXを抜くまでの商品力があるとは思えないので、これでまた当面N-BOXの1位が続くことになりそうです。
9月は需要期ということもあり、その他の車種も全体的に台数が伸びていますが、特に日産、スズキ、ホンダの伸びが大きく、ダイハツが全体的に順位を下げる結果となっています。
前回1位だったムーヴが3位に後退し、4位にはわずか850台ほどの差でワゴンRが追い上げてきています。
モデルチェンジ後あまりパッとしなかったワゴンRが徐々に人気を上げてきていて、ついにタントを追い抜く結果となっているのは、非常に興味深いところです。
8位以下は変動がありませんが、10位のハスラーは11位のeKに1000台差にまで追い上げられていて、かつてあれだけ人気車だったのについにトップ10から脱落してしまうのかが注目されます。
近々、ハスラーのワイド版ともいえる新型車が発表されますので、それがハスラーの人気にどのように影響するかも気になりますね。
2017年前半まではあまり大きな動きがありませんでしたが、2017年後半になってランキングの順位が大きく変動し始めています。
東京モーターショーで各社から発表されるコンセプトカーなども今後のランキングに影響しそうですし、今後も軽自動車から目が離せませんね。
