2017年4月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2017年4月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
N-BOXの強さは相変わらずで、2位のムーヴに260台差と肉薄されるも、1位は死守しています。
間近に迫っているフルモデルチェンジまでこのまま1位をキープできるかがひとつの見どころです。
その他では、ムーヴキャンバスの追加で勢いにのるムーヴがタントを押しのけ2位に浮上し、タントは3位に後退しています。
前回6位だったワゴンRはフルモデルチェンジ効果で4位まで上昇し、久々にスズキの車が3位圏内に入る可能性が出てきましたが、タントとの開きはまだ大きく、しかもネームバリューのあるワゴンRの新型効果をもってしても4位止まりという結果はやや深刻です。
やはり大胆すぎるデザインが響いているのでしょうか。
車の出来はすばらしいのですが思ったほど販売が伸びていないのは、テレビCMで車の魅力が十分に伝わっていないことが一番の要因ではないかと思うのですが・・・
順位を大幅に下げたのは、5位のデイズと9位のN-WGNで、それぞれ前回より2つ順位を落としています。
これらはワゴンRと競合する車種なので仕方ないといったところでしょうか。
その他は前回と変わりないですが、5月9日にミライースがフルモデルチェンジしたので、5月のランキングではミラの順位が一気に上昇することは間違いありません。
6月はさらに上昇するでしょうから、もしかするとワゴンRを抜くなんてことにもなりかねませんが、そうなるとスズキの惨敗ぶりが際立つことになってしまいます。
スズキには、軽自動車市場を盛り上げるために、ハスラーに続くヒット車種を発売してダイハツと競り合ってほしいところです。