2017年10月の軽自動車販売ランキング(軽四輪車通称名別新車販売速報)が一般社団法人 全国軽自動車協会連合会から発表されました。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の軽四輪車通称名別新車販売速報によれば、2017年10月の軽自動車販売ランキングは次のようになっています。
※このランキングは、通称名別なので、複数の車種が合算されている場合があります(例:ミラ、ミライース、ミラココア⇒ミラに合算)
9月のランキングと比較すると、デイズが2位から8位へ急降下しているのが目立ちます。
これは、メーカーの出荷時に無資格者が検査をしていたというあの問題が大きく影響しているようです。
前回1位だったN-BOXは、今回も唯一2万台を突破するダントツの1位をキープ。
もともとの人気に加えてモデルチェンジ効果で他を寄せ付けない強さとなっています。
2位と3位には、前回やや順位を落としていたムーヴとタントが再び浮上し、ミラも5位につけるなど、10月は全体的にダイハツが順位を上げています。
スズキは、4位のワゴンRを筆頭に、ほぼ前回の順位をキープ。
モデル末期のスペーシアが、この時点で6位をキープしているのは注目すべき点です。
東京モーターショーに参考出品され、間もなく発売となる新型スペーシアは、全高が大幅にアップし、ライバルを従来のタントからN-BOXやウェイクへと切り替えています。
モーターショーでの評判も上々だったようなので、新型がN-BOXの順位に影響を与えるような存在になるのか注目されます。
また、軽自動車ではありませんが、ハスラーのワイド版ともいえる「クロスビー」がスズキから間もなく発売されるので、これが10位のハスラーの販売に影響を与えることになるのかも気になるところです。