軽自動車のクルーズコントロール装備車一覧


クルーズコントロールを装備する軽自動車N-BOXカスタム
クルーズコントロールを装備する軽自動車N-BOXカスタム

クルーズコントロールのステアリングスイッチ
ステアリングスイッチやステアリングコラムのレバーで操作します

この数年で軽自動車にクルーズコントロールを装備する車種が増えてきています。

クルーズコントロールとは、ステアリングなどに装備されているスイッチを操作することで、アクセルを踏み続けることなく自動で一定の速度を保ってくれる装備のことです(スイッチ操作で加速や減速が可能な場合もあり、ブレーキを踏むと解除されます)。

一定の速度を保つということは、単にアクセル開度を一定に保つということではなく、上り坂や下り坂などでは自動的にアクセル開度をコントロールして、実際のスピードが一定になるようにするということで、もっとも初歩的な自動運転技術のひとつと言ってもいいかもしれません。

特に高速道路では威力を発揮し、ずっとアクセルを踏み続けることやスピードメーターを気にしながら細かいコントロールをするというストレスから解放されるので、運転がとても楽になります。

クルーズコントロール自体はもう何十年も前からある技術なのですが、軽自動車に採用されるようになってきたのは最近です。

軽自動車ではホンダが早くから積極的に採用していますが、最近は他メーカーもターボ車を中心に標準装備するようになってきました。

軽自動車の快適性が高くなり、燃費もかなり向上したことから、軽自動車で遠出をすることも珍しくなくなり、クルーズコントロールのニーズが高まってきているのでしょう。

ただ、クルーズコントロールにも欠点があり、一般道のカーブなどではオーバースピードになってしまう可能性があることや、前車に追従する場合には結局解除して自分でスピードコントロールする必要があることなど、使いにくい面もあります。

そういった問題を解決する手段として開発されたのがレーダークルーズコントロールで、一定の速度を保ちながら、前に車が現れたときには自動で最適な車間距離を保ちながら前車に追従してくれるという先進装備です。

残念ながら、2017年2月時点でレーダークルーズコントロールが装備された軽自動車は販売されていませんが、実は過去に発売された例があります。

2006年に登場したソニカムーヴミラです。

高額なメーカーオプションだったためあまり普及しませんでしたが、2006年は他メーカーもユニークな新型車を続々発売し、軽自動車の高級化・多様化が一気に進んだ年でした。

現在はカメラやレーダーレーザーを使った自動ブレーキなどの安全装備が軽自動車にも当たり前になってきたので、レーダークルーズコントロールについても安全装備のひとつとして再び装備されるようになる可能性は高いと言えるでしょう。

センサーの小型化・低価格化がさらに進めば、軽自動車にも自動運転技術がどんどん採用されるようになりそうですね。

なお、軽自動車でクルーズコントロールを装備している車の一覧は、下のリンクから確認できます(常に最新の状態で表示します)。

軽自動車のクルーズコントロール装備車一覧

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