軽自動車の車幅は、1.48mまでと規格で決められていますので、すべての車種で全幅は枠いっぱいの1475mmとなっていますが、室内幅はみんな同じではありません。
幅が限られているので、室内長ほどの差はないものの、それでも車種によって数センチの差はあり、最も広い車種と最も狭い車種では10センチ以上の差があります。
室内の広さにもっとも影響があるのは室内長であり、視覚的に広く感じるのは室内高による影響が大きいので、室内幅の違いというのは一番地味と言えるかもしれませんが、やはり狭い車と広い車を比べると確かに余裕が違います。
N-BOXスラッシュのように、高級感を出すためにあえてドアトリムを分厚くしているような車種もあり、単純に広いものが良いというわけではありませんが、室内の広さのひとつの目安としては意味があります。
平成10年の規格変更時には1200mm強が普通だったのに、いまでは1350mmも珍しくなくなりました。
室内幅だけを見ても、この十数年で軽自動車がどれだけ広くなったかわかりますね。
ちなみに、室内幅はドアトリムからドアトリムまでの幅であり、天井の幅ではありませんので、室内幅が同じでも天井の絞込みが激しい車はそのぶん狭く感じます。
そういった点も踏まえながら、あくまで参考として、こちらのランキングをご利用ください。
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