ピクシススペースは、トヨタの軽自動車であるピクシスシリーズの第一弾として2011年9月に発売されました。
それまでトヨタは国産乗用車メーカー(光岡自動車を除く)の中で唯一軽自動車を販売していませんでしたが、このピクシススペースの登場によって、国産乗用車メーカーすべてが軽自動車を販売するようになりました。
トヨタはダイハツを傘下に持っているので、それまでもトヨタのディーラーでダイハツの軽自動車を販売している例はありましたが、正式にトヨタマークを付けた軽自動車が販売されるようになったのはこのときからです。
ピクシスシリーズは、その後、ピクシスエポック、ピクシスメガと、乗用車だけでも3車種まで増え、2015年にはシリーズ合計では通称名別軽自動車販売台数の15位に入るまでシェアを伸ばしています。
トヨタの軽自動車ブランドであるピクシスシリーズは、ダイハツからのOEMとなっていて、ピクシススペースはムーヴコンテのOEM車です。
ですので、トヨタのエンブレムが付く以外はほぼムーヴコンテと同じ車です。
ピクシススペースは、ハイトワゴンですが四角いボディで大きく見える上に、上質でおしゃれなシートなどにより軽自動車らしくない雰囲気なのが特徴で、軽自動車のイメージがあまりないトヨタのエンブレムが付いていることもあり、ナンバーが付いていない状態では普通車かと思ってしまうこともあります。
ファーストカーにトヨタ車を所有していて、エンブレムを揃えたいのでセカンドカーをピクシスシリーズにするという人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、ピクシススペースはピクシスシリーズの中ではもっとも古い車種なので、装備面では予防安全装備などの搭載が遅れていて、燃費性能もあまり良くないので、フルモデルチェンジもしくは廃止が近いことも予想されます。
そういった状況の中で中古車の価格も落ち着いてきているので、激安中古車を探すなら今がチャンスかもしれません。
2015年11月現在で、50万円以下の格安中古車の在庫は見つけることができませんでしたが、一番安い車両では、55万円(2011年式、走行2.5万km)という値がついていました。
他にも50万円台の車両は数台ありましたので、50万円以下の格安中古車が出てくるのも時間の問題でしょう。
トヨタの軽自動車はまだそれほど知名度はないものの、指名買いのケースも多いので、お買い得車はすぐに売れてしまう可能性があります。
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