軽自動車のハイテク化が進んでいます。
新型ワゴンRにヘッドアップディスプレイ(HUD)が装備され驚いていたら、新型スペーシアではさらに進化した高級車並みのヘッドアップディスプレイが採用されました。
ダッシュボードの上にパネルが電動で出てきて、それに投影するスタイルだったワゴンR(これはこれで先進感ありますが)に対して、スペーシアはフロントガラスに直接投影する方式で、さらにカラー表示となっています。
実際の画像がこちら。
本当に文字が宙に浮いているような感覚で、これはぜひ一度実物を見て欲しいです。
ワゴンRでは、ヘッドアップディスプレイとはいえやや視線を落とす必要がありましたが、新型スペーシアでは本当に真正面に表示される感じなので、普通に正面を見ているだけで自然に視界に入ってきます。
焦点もかなり遠くになっているので、表示をわざわざ見るというよりも、普通に運転していて無意識に情報が入ってくるという感じです。
これでこそヘッドアップディスプレイですね。
ただ、あまりにも真正面すぎて、実際の運転のときは邪魔に感じてしまうのではないかな?という感じもしました。
慣れれば何ともないのでしょうけどね。
表示する内容もいろいろとあって、まずエンジンをかけるとオープニングムービーが流れます。
ガラスにアニメーションが流れる姿は、いままでにない感覚で本当に先進感があります。
ただし、助手席からは見えないので、自分だけの楽しみになりますけどね(笑)
その他には、ナビゲーションの交差点案内やエアコンの温度表示、進入禁止の表示などがあり、これが常に自然に視界に入るところに表示されるというのはとても便利です。
運転のストレスもかなり軽減されるのではないでしょうか。
また、タコメーターの表示もできるのですが、そのタコメーターも3D風の表示になっていて、先進感があります。
この光景だけ見たら、本当に高級車の雰囲気ですよ!
いまのところ軽自動車でヘッドアップディスプレイを採用しているのはスズキだけですが、他のメーカーも追随することになるのか注目です。
なお、軽自動車でヘッドアップディスプレイを装備している車種は、以下で確認できます(データは常に最新に保たれています)。