軽自動車にも自動ブレーキなどの衝突回避支援システムが普及し、いまでは付いていて当たり前といった状態になってきていますが、実はその性能はメーカーや車種によってバラバラです。
現状でもっとも優れていると言われているのがスペーシアやハスラーに搭載されている「デュアルカメラブレーキサポート」で、ステレオカメラにより100km/hまで自動ブレーキの作動が可能なほか、人検知機能や車線逸脱警報、ふらつき検知機能まで装備しています。
ムーヴ、タント、キャスト、ステラなどに搭載されている「スマートアシスト2」も、レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせることで、人検知機能や車線逸脱警報などを装備しています。
スマートアシスト2は、自動ブレーキの作動速度域は50km/hまでとなり、ふらつき検知機能もありませんが、誤発進抑制システムが後方にも対応しているといった特徴があります。
このように、同じように見える衝突回避支援システム(自動ブレーキ)でも、メーカーや車種によってシステムの性能や特徴が異なるので、予防安全装備を重視して軽自動車選びをしたい場合には、よく検討する必要があります。
また、衝突回避支援システムでも防ぎきれない衝突事故というものもあり、その場合には衝突安全性能も重要になります。
例えば、先ほど出てきた車種では、スペーシアはエアバッグが最大2個で、ムーヴは最大6個で、側面衝突に関してはムーヴのほうが安心ということになります。
このように、安全装備に関しては、どこを重視するかによって選ぶ車種も変わってくるのです。
60車種以上もある軽自動車の中から、自分の希望する安全性能の車を探すのは非常に根気のいる作業になりますが、その負担を少しでも軽くするために、当サイトでは独自のデータベースを使用して様々な情報をわかりやすく提供しています。
その一例を挙げますと、
といった具合です。
この他にも燃費やサイズなど様々な項目をランキング表示させる機能を実現しています。
すべて独自のデータベースからデータを取得して表示しているので、いつ見ても最新の情報で表示されるようになっており、ずっと古いままの情報が掲載されたままということもありません(多少のデータ更新の遅れや誤差等はご容赦ください)。
特に、軽自動車の自動ブレーキと衝突回避支援システムの性能比較については、衝突回避支援システムごとに性能をまとめ、システム名をクリックするとそのシステムを搭載した車種をすべて一覧でチェックすることができますので、予防安全性能を重視して車選びをしたい人にとってはとても便利なコンテンツになっています。
これから軽自動車を購入しようと思っている人は、ぜひこれらのコンテンツを利用して最小限の手間で希望の軽自動車を手に入れてください。