ダイハツが、ミライースをフルモデルチェンジしました。
※プレオプラスやピクシスエポックも同じ車(OEM車)です。
新型ミライースは、低燃費で低価格という初代のコンセプトを維持しつつ、プレミアム感の増したデザインとなっているのが一番の特徴です。
また、安全装備面でも、最新のスマートアシストⅢを搭載し、低価格でも安全性は妥協したくないというユーザーにピッタリの車となっています。
燃費は35.2km/Lと、数値上は旧型から変化はなく、ライバルのアルトには及ばないものの、乗り心地や静粛性を改善し、軽で初めてフロントまで含めたコーナーセンサーを標準装備するなど、燃費だけにこだわるのではなく、より安心して快適に乗れる車へと進化しているのが印象的です。
おそらく、燃費を旧型と同じ数値に据え置いたのは、現在のJC08モードに合わせた開発をやめ、今後採用される新しい燃費基準に合わせた開発を行っているからでしょう。実際に、カタログ上は同じでも実燃費は向上しているようです。
ボディに樹脂パーツを積極採用するなどの工夫により650kgという超軽量ボディを実現することで、低燃費と軽快な走りも両立。
デザイン面では、ボディサイズや室内空間はほぼ旧型と同じであるものの、高級感のあるLEDヘッドランプやシャープな造形でチープな印象を払拭し、インテリアにはホワイトLEDのデジタルメーターを全車に採用するなど高級感あふれる仕様となっています。
インパネデザインも、初代のイメージを踏襲しながら使い勝手を大幅に向上するなど、ストレスなく使える車へと進化しました。
価格は、約84万円からととても魅力的で、これは初代に続くヒット車となりそうです。
OEMモデルのスバル プレオプラスも同日フルモデルチェンジしていますが、こちらは約89万円からとなっています。
5月12日に、トヨタのOEMモデルであるピクシスエポックもフルモデルチェンジし、こちらは同じ約84万円からとなっています。
なお、新型ミライースについては、特集記事にて豊富な写真で詳しく紹介しています(後日試乗レポートも追加予定)。
新型にこだわらないという人には、新型の登場で値落ちが大きくなっているミライースの激安中古車がおすすめです(燃費はあまり変わりませんから経済性では旧型が断然お得です!)。