軽自動車の一番のメリットといえば経済性の高さです。
2015年4月に軽自動車税が1.5倍(7200円→10800円)に増税になったとはいえ、それでも普通車と比べればまだまだ維持費は格安です。
しかし、軽自動車も60車種以上あり、さまざまなタイプの車があるので、軽自動車ならどれも維持費が同じというわけではありません。
価格も、100万円以下のものから200万円以上のものまでありますし、燃費も10km/l台のものから30km/l台のものまであります。
タイヤサイズが違えばそれも維持費の違いになりますし、ランプ切れの際の修理費用だってランプの種類によって全然違います。
ですから、ひとくちに軽自動車と言っても、経済性の高さにはかなりの差があるのです。
経済性の高さを正確に比較することは難しいのですが、ひとつの目安として、価格が安くて燃費の良い車は経済性が高いと言えます。
経済性を考えるときに、イニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(維持費用)という考え方が一般的に使われます。
軽自動車のコストでいえば、初期費用に当たるのが車両価格であり、維持費用に当たるのが燃料代や税金や消耗品代ということになります。
そして、維持費用の中でもっとも重要で違いが出やすいのが燃費性能というわけです。
つまり、車両価格が安くて燃費の良い車ほど経済性が高いと考えられます。
そこで、【燃費1km/lあたり価格】を経済性のひとつの指標として、経済性の高さをランキングにしてみました。
軽自動車全車種についてデータベースを使用して表示していますので、常に最新のランキングを一覧で比較できます。
低燃費と低価格が売りのミライースやアルトが上位なのは想像がつきますが、ハスラーが意外に経済性が高いのは、デビュー当時の爆発的な人気のひとつの要因なのかもしれません。
軽自動車購入の際の参考データとしてぜひ参考にしてください。