元祖スーパーハイトワゴンの「タント」がフルモデルチェンジしました。
新型「タント」は、次世代プラットフォームの「DNGA」を初めて採用した軽自動車で、全方位に進化しています。
デザインは威圧感のないシンプルなイメージなのが特徴で、ノーマルモデルとカスタムモデルがありますが、ノーマルモデルは初代タントカスタムのような薄く横長のヘッドライトなどが特徴。
カスタムは二段ヘッドライトやワイドなロアグリルなどにより迫力を持たせているものの、メッキギラギラ系ではなく、デザイン面に関してN-BOXと同じような進化をしているように見えます。
新型タントは、ライバルとなるN-BOXやスペーシアが相次いでフルモデルチェンジする中でずっとフルモデルチェンジを先送りしてきました。
それだけにとても力の入ったモデルとなっていて、タントらしさをより究めたモデルとなっています。
旧型でも売りだったミラクルオープンドアはそのままに、運転席が540mmもスライドするミラクルウォークスルーパッケージを設定し、大開口のメリットをさらに活かせるようになっています。
また、スライドドアの機能を充実させ、イージークローザーのほか、クルーズ後のドアロック予約や車両に近づくだけでオープンさせる機能など軽初となる機能を満載。
安全面も進化し、軽初のアダプティブヘッドライトやパーキングアシストなどこれまでの軽の常識を覆す内容となっています。
これだけの進化を遂げながら、価格は122万円から187万円までと従来型同等のレベルに抑えています。
これはトップを独走するN-BOXを脅かす存在になること間違いなしです。
なお、スバルにOEM供給されている「シフォン」も同様にモデルチェンジしています。