(2012/11〜) 取材日:2011/11/3
HONDA Nワン(N-ONE)
[外観 外装パーツ インパネ周り シート周り&収納 荷室・試乗レポ]
フロントシートは、全車ベンチシートとなっています。 サイズは小さめに見えますが、座ってみるとしっかり包み込んで体にフィットする感じです。 着座位置はセダンタイプに近い感じなので、トールワゴンタイプの高い着座位置に慣れないという方にはおすすめです。 ただ、シート下の燃料タンクの盛り上がりがワンボックスみたいなので、これに慣れるかどうかがひとつのポイントになるかもしれません。
センターアームレストは、幅は平均的ですが、長さは長め。 収納はありませんが、肌触りは良く、高さもちょうどよいです。
室内長は、2020mm。 デザイン優先のわりには、後席の足元空間も余裕があります。 シート形状も、一般的なワゴンタイプのように平坦ではなく、若干包み込むような形状になっているので、座り心地は良いです。 ただし、天井は低く、座高の高い人だと頭上の圧迫感はあります。 スライドはなく、リクライニングは2段階のみ。 このあたりは、ワゴンタイプよりもセダンタイプに近い感じですね。 長時間の移動は少しつらいかなという印象です。 なお、フルフラットはOKです。
シートアレンジはセダンタイプ並みなのですが、他のメーカーにはない機能がこれ。 リヤシートの座面を跳ね上げることで、床から天井までの広大なスペースを作ることができます。 操作は簡単で、座面を持ち上げてレバーを下げてロックするだけ。 リヤシート下に燃料タンクがないので、こんなことができちゃいます。 リヤシートにあまり人を乗せないなら、いつもこの状態にしておけば、かなりの荷物が積めます。
フロントドアトリムは、薄っぺらな感じがなく、造形も凝っていてなかなかの質感です。 ドアアームレストの幅はあまり広くないですが、高さや角度などがちょうどよく、使い心地は悪くないです。 また、インパネと同じブラックウッド調のパネルが入っているのもポイント高いですね。
リヤドアトリムも、布の範囲が広く、フロントと同等の質感を確保しています。
次は、荷室などと試乗レポートです。
|