MITSUBISHI eKスポーツ
[外観デザイン 外装パーツ インパネ周り シート周り 荷室ほか]
ヘッドライトは、五角形のユニークな形になっていますが、ランプ類の配置は旧型とほぼ同じ感じです。 内側にプロジェクター式のディスチャージヘッドランプ(ロービーム)を採用していますが、夜間は車幅が狭く見えてしまう(実際よりも遠くにいるように見えてしまう)ので、安全上あまり好ましくなく、できれば外側に変更して欲しかったと思います。 フォグランプはオプションとなります。
リヤコンビランプは、軽自動車では初となるLEDタイプを採用しています。 LED(発光ダイオード)は、消費電力が少なく寿命が長いため経済性が高いというだけでなく、反応が早いのでブレーキングをより早く伝えられるという利点もあります。 最近では採用が広がりつつありますが、普通車でも採用車種はまだそれほど多くありません。 この車にはLEDが縦に6個ずつ2列に並んでいて、ライト点灯時は外側の6個だけが光り、ブレーキング時には内側の6個が別に光るようになっています。 一般のランプでは夜間のブレーキング時は明るさの変化だけになってしまうため、ブレーキランプの効果が十分に発揮されないことがありますが、この車はテールランプとブレーキランプが別になっているため、夜間でもブレーキランプの点灯が目立ちやすく、より安心できます。 クリアタイプのデザインは高級感もありますね。
エクステリアで唯一気になるのがこのドアハンドルとキーシリンダーです。 エクステリアは全体的にクオリティアップしているのに、ここだけは改善されませんでした。 最近は、普通車では操作性に優れるグリップタイプのドアハンドルを採用する車がほとんどで、軽でもダイハツの「ソニカ」がグリップ式を採用しています。 しかし、この車は旧型から変更無し。 ボディ形状の制約などもあるでしょうけど、毎日触る部分だけに、デザインや操作性の改善に取り組んで欲しかった気がします。 キーシリンダーのデザインも、他メーカーを見習って欲しいです。
タイヤサイズは、165/55R14で、旧型よりもサイズアップしています。 スポーツサスペンション、14インチベンチレーテッドディスクブレーキ、パフォーマンスロッドなど、走りに対するこだわりを感じる足回りです。 アルミホイールは全車標準装備となりますが、「X」は13インチとなり、足回りの装備も簡略化されています。 EBD付きのABSは、全車標準装備です。
次は、大きく進化したインテリアを見てみましょう。
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