取材日:2001/9/29 SUBARU PLEO LS
第3回目のPICK UPはSUBARU PLEO LSです。
プレオは、10月にマイナーチェンジをしました。 そこで、マイナーチェンジ後のプレオRSについての情報を5、6ページに追加しました。(お約束どおりRSを取材しましたよ!)
マイナーチェンジ&RSの情報だけを知りたい方は、こちらから5ページにジャンプしてください。 なお、プレオについてまだよく知らないという方は、そのままこのページからご覧になることをお勧めします。 また、LSについてもマイナーチェンジにより現在は外観が若干変更されていますので、ご了承ください。
外観のチェックからいきますよ。 プレオって、特徴的だけど特徴がない車ですよね。 冒頭からわけがわからないかもしれませんが、読んでいくうちにそう思えてくると思いますよ。
全体的なイメージはややおとなしめですが、品の良さがあります。 普通、軽自動車の場合は少しでも大きく見せようとしてライトを大きくしたりいろいろ小細工をしますが、この車はデザインに軽らしさを感じません。 ただし、おかげで他車と比べるとすこし小さく見えます。
わりとオシャレな感じで、パリの街なんか走っても違和感ないだろうなと思ってしまいますが、ドアミラーが黒なのはなぜでしょう。 中間グレードなのに黒というのは、かなり質感にマイナスです。 ワイド感も得られず、これも小さく見える原因となっています。
窓枠はブラックアウトされていて、サイドガラスが前から後ろまでつながっているかのようなイメージがあり、スタイリッシュです。 アルミホイールも上品なデザインでいい感じです。(RSにはスパルタンな14インチアルミがつきます)
全高は1575mmに抑えられていて、腰高な感じがなくよくできたデザインだと思います。
よく見ると、ボンネットのウォッシャーノズル(ワイパーの水が出るところ)が2つあるのわかりますか? こんなところに気付くのは私とオーナーの方くらいだと思いますが、他の軽ではほとんど1つしかありません。 こういうところも普通車っぽさを出しているんですね。いやあ細かい。
横から見ると、結構ボンネットが長いのがわかります。 これはプレオの1つの特徴で、他のワゴンタイプが室内空間を稼ぐために短くしているのと対照的です。 こんなところでも上品さが演出できるんですね。
ただ、動きのあるフロントフェイスに比べて、サイドビューは全体的に直線基調なので、ちょっと古く見えてしまうのが残念です。 どうもフロントとサイドのイメージが統一されていないように思うのですが、どうですか?
リアビューは、なんとなく安っぽい気がします。 どうもワイド感とか高級感ってものがないんですね。 テールレンズの色使いなんかはいいと思うんですけど、レンズカットが平凡だし、キャビンがすごく狭く縦長に見えてどうもしっくりきません。 もうちょっとバンパーを分厚くするとか、バランスを考えてほしいです。
でも、他の車に似ていないというのはいいところですね。 スバルの軽は、セダンもワゴンもSUVもすべてこのプレオがその役目を担っていますから、"どれかに似ている車"では他の車に目がいってしまいますからね。
リアで一番気に入らないところ、やっぱりリアワイパーです。 なんだか毎回書いてますが、もっとすっきりとさせてほしいですよね。 わりと細かいことまでこだわるスバルがなぜやってくれないのかなあ。残念。
バックドアハンドルは、サイドドアハンドルと共通? あまりにもあっさりしています。 あ、でも控えめなエンブレムはいい感じですよ。 どこかのメーカーみたいにでっかいゴールドのエンブレムよりすごくいいと思います。(オーナーの方ごめんなさい)
リアスポイラーにLED(発光ダイオード)のストップランプがないのはセコイです。 リアガラスにボーと一つだけ灯るハイマウントストップランプはなんとなくさびしいです。 LEDの方が反応も早くて安全性も高いし。 まあ、スポイラーのデザインだけ見るとLEDがないほうがかっこいいとは思いますけど。
じゃ、外装パーツのチェックしてみますか!
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