SUBARU PLEO RS
ここからは、マイナーチェンジしたRSについて紹介します。 前回の取材でRSが紹介できず、後日情報を追加するとお約束していましたので、ここで紹介しますね。
フロントフェイスですが、バンパー形状とランプ類の形状が変更され、一段とかっこよくなりました。 ヘッドライトはブラックアウトされてよりスポーティになり、ウィンカーも丸になって迫力が増しました。
細かいところですが、グリル中央のエンブレムも、プレオ専用からスバルマークに変更されました。 グリルが同社の普通車であるレガシーに似た形状になったこともあり、どことなく質感が向上した気がします。 おそらく、メーカーとしてはプレオも普通車と同じクオリティですよと言いたいのでしょう。 実際、確かにそう思わせてくれる車です。
ライト周りを横から見たところなんですが、お気付きでしょうか。 スモールランプとフォグランプのレンズ部分が丸く盛り上がっているんです。 かなり地味な演出ですが、よくみると立体感が出ていてなかなかいいですよ。 でもほんとに地味なんですよね。 わかる人にはわかるというか、そういうところが逆にいいのかもしれませんけど。
でも、ディスチャージヘッドライトは採用してほしかったです。 オプションで、ブルーリフレクターヘッドランプというものが設定されてはいますが、これはライトの反射板を青くして、光をより白くするというもの。 最近の流行りになりつつありますが、本物の走りにこだわったRSなら、本物のディスチャージ式を採用してほしいです。 そうすれば、走りに関する装備には一切の妥協をしないという意志がより伝わったはずです。 同社のレガシーなどには採用済みですから不可能ではないはずですけど。
サイドビューで変わったのはアルミホイールくらいです。 サイズも14インチのままで、実力のわりには迫力はあまりないですね。 例えばウィンカーをクリアにするとか、ちょっとした工夫は欲しかったですね。 全高を抑えて重心を低くしているのはいいことですが、どうも存在感に欠けます。 もっと売れていい車だと思うのですが、ワゴンR、ムーブ、ライフなどに追いつけない理由はやっぱりこの存在感のなさなのではないかと思うのですが。
リアビューでは、バンパーのデザインが変更になりました。 写真の車は黒なのでわかりにくいですが、バンパーの左右にエアダクトのダミーが配置され、ワイド感が強調されました。(これは、LSのチェックで指摘していたことで、改善されてうれしいです) しかし、リアワイパーに樹脂カバーをつけてはくれませんでした。残念。
外観についてはこのくらいですが、装備についてはかなり見直されています。 内装と走りは次のページで。
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